日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は46円高、機械受注の予想上振れなどが手掛かりに

2014年3月13日 09:40

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記事提供元:フィスコ


*09:40JST 日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は46円高、機械受注の予想上振れなどが手掛かりに

【日経平均は小幅反発スタート、機械受注の予想上振れなどが手掛かりに】

9時40分現在の日経平均株価は、14877.13円(前日比+46.74円)で推移。日経平均は小幅に反発して始まった。12日の米国市場はまちまち、シカゴ日経225先物清算値は大証比15円安の14815円だったが、前日の400円近い下げの反動をみせている。朝方発表された機械受注が予想を上回ったことも手掛かりに。

売買代金上位では、前日に大幅な下げとなっていたソフトバンク<9984>が反発。指数インパクトの大きいファーストリテ<9983>も反発で始まったほか、続落で始まったファナック<6954>も、その後はプラスに転じている。一方で、ゼンショーHD<7550>、三井物産<8031>、三井住友<8316>、日本電産<6594>、ホンダ<7267>、7&IHD<3382>などが冴えない。

セクターではその他金融、鉄鋼、空運、サービス、保険、ガラス・土石、繊維、非鉄金属などが上昇。半面、海運、鉱業、石油・石炭、倉庫・運輸、卸売、化学、建設、銀行などが弱いスタートに。

【ドル・円は102円80銭付近、1月機械受注が市場予想を大きく上回る】

ドル・円は102円80銭付近で推移。今日発表された1月機械受注が前月比+13.4%となり、市場予想(同+7.1%)を大きく上回ったことでやや円安方向に振れている。日経平均株価は小幅高で取引を開始しており、現時点でウクライナ情勢の緊迫化やNYダウの下落は特に意識されていないようだ。日経平均株価の上げ幅が拡大した場合、ドル・円は103円台を回復するとの見方がある。

9時40分時点のドル・円は102円80銭、ユーロ・円は142円91銭、ポンド・円は170円81銭、豪ドル・円は93円16銭付近で推移している。《KO》

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