後場に注目すべき3つのポイント~ウクライナ情勢の緊張緩和で堅調、不動産が強い

2014年3月5日 12:19

印刷

記事提供元:フィスコ


*12:20JST 後場に注目すべき3つのポイント~ウクライナ情勢の緊張緩和で堅調、不動産が強い

5日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・利益確定の売りなども出やすい水準
・ドル・円は102円25銭付近、ウクライナの緊張緩和を受けて堅調推移
・サンフロンティア<8934>など不動産の強さが目立つ、売り込まれたセクターに見直し

■利益確定の売りなども出やすい水準

日経平均は大幅に続伸。221.30円高の14942.78円(出来高概算10億5000万株)で前場の取引を終えた。4日の米国市場はウクライナ情勢の緊張緩和を背景に上昇。NYダウは227ドル高と大幅に反発し、1ヵ月半ぶりの高値をつけている。シカゴ日経225先物清算値は大証比140円高の14980円となり、日経平均はこれにサヤ寄せする格好からのギャップ・アップとなった。

ただ、買い一巡後はこう着感の強い展開となり、寄り付き直後に14992.19円を付けた後は、日中値幅が90円程度と狭いレンジでの取引が続いている。セクターでは足下で調整が続いていた不動産が4%超の上昇になったほか、ガラス土石、その他金融、情報通信、保険、鉱業、石油石炭、証券、精密機器などが日経平均(1.50%)を上回る上昇率だった。

大証225先物は寄り付き直後に節目の15000円を回復する局面をみせた。ただ、その後は寄り付き価格水準でのこう着であり、上値追いの慎重さが窺える。ただ、想定内の値動きであり、急ピッチの上昇に対する利益確定の売りなども出やすい水準と考えられる。指数インパクトの大きいファーストリテ<9983>、ソフトバンク<9984>の値動きをみても、調整に対するリバウンドの範囲内であり、ようやく25日線をクリアしたところ。トレンド転換には、もうしばらく外部要因を見極める必要がありそうだ。

また、リバウンドの動きが顕著にみられている不動産についても、年初からの調整で買いが意識されやすいところ。ようやく25日線を回復してきたところであり、依然として売られ過ぎ感はあるが、目先筋による達成感も意識されやすいだろう。日経平均は大幅に続伸とはなっているが、総強気にはなりづらい需給状況でもある。

■ドル・円は102円25銭付近、ウクライナの緊張緩和を受けて堅調推移

ドル・円は102円25銭付近で推移。ドル・円は、ウクライナの緊張緩和を受けて堅調推移。ユーロ・ドルは、1.3732ドルから1.3744ドルで推移。ウクライナ情勢の緊迫化を受けて軟調推移。ユーロ・円は、140円27銭から140円55銭で推移。

12時17分時点のドル・円は102円25銭、ユーロ・円は140円40銭、ポンド・円は170円41銭、豪ドル・円は91円56銭付近で推移。上海総合指数は、2065.62(前日比-0.28%)で推移している。

■後場のチェック銘柄

・ウクライナ情勢の緊張緩和で日経平均は強含み、15000円付近では戻り売り圧力も
・サンフロンティア<8934>など不動産の強さが目立つ、売り込まれたセクターに見直し
・先物や為替動向を注視、利食い警戒で動意付いた銘柄での値幅取りが継続

☆後場の注目スケジュール☆

<国内>

16:00 菅官房長官、定例記者会見《KO》

関連記事