概況からBRICsを知ろう~ロシア市場は3日ぶり反落、ルーブル大幅安で銀行などに売り集中

2014年2月14日 09:55

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記事提供元:フィスコ


*09:55JST 概況からBRICsを知ろう~ロシア市場は3日ぶり反落、ルーブル大幅安で銀行などに売り集中
【ブラジル】ボベスパ指数 47812.83 -0.84%
昨日13日のブラジル市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比404.06ポイント安(-0.84%)の47812.83で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは20、値下がり50、変わらず3と売りが優勢。ヘルスケアと資本財を除くすべてのセクターが下落し、中でも石油・ガスや公益に買いが集中した。

小幅安で寄り付いた後は下げ幅を急速に拡大させ、その後はやや買い戻された。弱い経済指標が成長鈍化懸念を強めた。統計局は13日、昨年12月の小売売上高が前月比でマイナス0.2%となり、前月のプラス0.6%(改定値)を下回ったと発表。これは市場予想のプラス0.3%を下回ったほか、10カ月ぶりにマイナスに転落した。利上げの実施が消費者信頼感を圧迫していると分析された。

【ロシア】MICEX指数 1478.62 -1.16%
13日のロシア市場は3日ぶり反落。主要指標のMICEX指数は前日比17.41ポイント安(-1.16%)の1478.62で取引を終了した。指数構成銘柄の値上がりは8、値下がり42と売りが優勢。MICEX指数はこの日、約5週ぶりの下げ幅を記録した。

横ばいで寄り付いた後はしばらく狭いレンジでもみ合ったが、終盤に下げ幅を急速に拡大させた。通貨ルーブルが対米ドルで大幅下落したことが嫌気され、銀行などに売りが集中。ルーブルはこの日、対米ドルで一時1.25%下落し、約8カ月ぶりの下落幅を記録した。2月7日まで1週間の外貨準備残高が4902億米ドル(約50兆1475億円)に低下し、約3年ぶりの低水準を記録したことが懸念材料。ロシア中央銀行による為替介入の繰り返しが外貨準備高を減少させたと分析された。中銀は年初から100億米ドル以上の外貨を売却していた。

【インド】SENSEX指数 20193.35 -1.25%
13日のインドSENSEX指数は3日ぶり反落。寄り付きは買いが優勢となったが、ほどなくマイナス圏に転落。その後もじりじりと下げ幅を拡大し、この日の安値圏で取引を終えた。前日夕に発表された鉱工業生産指数(IIP)と消費者物価指数(CPI)がともに良好な内容になったことが朝方の買い材料。ただ、足元の株価上昇を受けた利益確定売りが海外市場で広がる中、インド市場もこうした流れを受けて値を崩す展開になった。

【中国本土】上海総合指数 2098.40 -0.55%
13日の上海総合指数は5営業日ぶりに反落。連日の上昇で利益確定売り圧力が強まったほか、中国人民銀行(中央銀行)がこの日の定例オペを見送ったことが弱気材料となった。また、いったん落ち着いた新規株式公開(IPO)が3月に入ってから再び加速するとの見通しも逆風に。一方で、政策期待から、エコカー関連や環境関連が引き続き物色された。また、自己資本規制の強化観測を受けて朝方に下落した銀行株も、後場には値ごろ感からの買い戻しが進んだ。《FA》

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