都民銀 3Q決算は前年同期比2倍超の大幅な増益を達成、引き続き中計「い・し・ん」に沿った諸施策を実行へ

2014年2月13日 08:39

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記事提供元:フィスコ


*08:39JST 都民銀---3Q決算は前年同期比2倍超の大幅な増益を達成、引き続き中計「い・し・ん」に沿った諸施策を実行へ

東京都民銀行<8339>は7日、第3四半期累計(2013年4-12月期)決算を発表した。連結業績は、売上高に相当する経常収益が前年同期比2.0%減の346.10億円、経常利益が同2.4倍の44.20億円、純利益が同2.4倍の33.94億円と大幅な増益で着地した。

経常収益は、役務取引等収益やその他経常収益が増加したものの、資金運用収益及びその他業務収益が減少したことから、減収となった。一方、経常利益では、経常費用として役務取引等費用が増加したものの、資金調達費用、営業経費及びその他経常費用の減少により、大幅な増益に寄与した。

期末に向けて、引き続き3ヶ年の中期経営計画「い・し・ん(維新・以心・威信)」の2年目として、企業価値の向上に努める。経営戦略として掲げた「現場力の強化」「経営効率の向上」「活力ある企業風土の醸成」に沿った諸施策を着実に実行していく。

通期業績予想は昨年11月に発表した計画を据え置いた。経常収益が前期比0.1%増の470.00億円、経常利益が同45.7%増の48.00億円、純利益が同35.8%増の35.00億円としている。通期計画に対する第3四半期末時点での経常利益の進捗率は92.1%と順調であり、通期業績が計画を上振れる公算も。

同行は、首都圏で中小企業向け融資を中心に手掛ける地方銀行である。店舗数は、東京で72店舗、神奈川、埼玉で各2店舗、千葉で1店舗の計77店舗。過去の金融不況下において、一度も公的資金の助けを借りることなく自力で乗り越えてきた堅実経営を特徴とする。

なお同行は10月、八千代銀行<8409>との経営統合検討に関する基本合意について決議している。両行は業務協力の検討に関する覚書を締結するなど信頼関係を築いており、経営統合を行うことで、環境の変化に対応するための強固な経営基盤・財務基盤の確立、顧客基盤の構築を図る。相乗効果として、重複店舗が少ないことによる営業基盤の拡充、中堅・中小企業を主要融資先とする東京都民銀行と中小・零細企業を主要融資先とする八千代銀行のそれぞれの融資ノウハウの活用、統合による経営の効率化、が見込まれる。経営統合は持株会社の形態をとり、2014年10月1日の設立を目処としている。設立する持株会社は東京証券取引所に上場する予定。《FA》

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