【木村隆のマーケット&銘柄観察】キャリアリンクは今期の業績ダウンは一時的、視点は来期回復に

2014年1月27日 09:58

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  キャリアリンク <6070> (東2)は昨年12月30日の494円を底値に反転の勢いを強めており、調整トレンドに決別し、出直り相場へ移行しつつある。

  昨年12月に今2014年2月期の業績について、売上げを160億600万円から117億4200万円(前期178億9800万円)へ、営業利益を7億4200万円から3億2200万円(同10億3100万円)へ、それぞれ下方修正した。それを受け株価は安値形成を強いられたが、株価の視点が今期から来期へ移行するにつれ、見直し人気が台頭しつつある。

  今期の業績ダウンは、BPO(業務プロセスの一部を企画・設計から実施に至るまで外部委託すること)事業で官公庁向け大型プロジェクトが予想していた時期より早く終了。また、昨年9月に業務開始予定だった民間企業向け大型プロジェクトの追加案件の業務開始が今年3月以降にずれ込んだことなどが要因。加えて、CRM関連事業(情報システムなどを活用して企業が顧客との関係を築く手法のこと)においても、自社コンタクトセンターで100席規模(3月頃に200席規模)の新規案件が今年1月のスタート(2016年3月期まで継続)となり、業績寄与が来期以降となったことも響いた。

  状況を点検してみると、業績ダウンは今期限定となる。人材サービス業界を取り巻く環境は、景気が緩やかに回復。リーマンショック以降長らく続いてきた人材需要の減少傾向は転換期を迎えつつある。今2月期の配当は14円の高配当を継続。会社側の先行きに対する自信が読み取れる。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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