今日の為替市場ポイント:日経平均の続伸期待でドル・円は堅調推移か

2014年1月16日 08:23

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記事提供元:フィスコ


*08:23JST 今日の為替市場ポイント:日経平均の続伸期待でドル・円は堅調推移か

昨日15日のドル・円相場は、東京市場では104円09銭から104円47銭で堅調推移。欧米市場では一時104円70銭まで上昇し、104円56銭で取引を終えた。

本日16日のドル・円は104円台で推移か。日経平均株価の続伸が期待されており、株高継続を意識してリスク選好的なドル買い・円売りは継続する可能性が高いと予想される。

15日に発表された12月の米生産者物価コア指数は、前月比+0.3%、前年比では+1.4%となり、市場予想をやや上回った。16日に発表される12月の米消費者物価コア指数は前年比+1.7%で物価上昇率は11月と同水準になると予想されている。

米連邦準備制度理事会(FRB)のメンバーの間では、インフレ率が2%を下回る状態が続いていることが問題となっている。量的緩和策の年内終了の可能性は高いとみられているが、インフレ率が目安となる2%を短期間で上回る可能性は低いとの見方が一般的。

米フィラデルフィア連邦準備銀行のプロッサー総裁は14日の講演で、「(政策金利を)現在想定しているよりも早く引き上げる必要があるかもしれない」と述べている。

プロッサー総裁は「2014年終盤以前に債券買い入れ終了することが望ましい」と講演で指摘しているが、このような見方はFRBの中でも多数ではないかもしれない。雇用については、12月の失業率が6.7%に低下したことが労働市場の改善が本物であることを示唆するものであるかどうかを見極める必要があるとの声が市場参加者の間から聞かれている。《KO》

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