概況からBRICsを知ろう~インド市場は5営業日続落、FOMCと準備銀行金融政策を控え様子見ムードに

2013年12月17日 09:56

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記事提供元:フィスコ


*09:56JST 概況からBRICsを知ろう~インド市場は5営業日続落、FOMCと準備銀行金融政策を控え様子見ムードに
【ブラジル】ボベスパ指数 50279.61 +0.46%
昨日16日のブラジル市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前営業日比228.43ポイント高(+0.46%)の50279.61で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは36、値下がり33、変わらず3と買いが優勢。公益やヘルスケアを除くすべてのセクターが上昇し、中でも石油・ガスや通信に買いが集中した。

中盤に上値を追う展開を示したが、その後は上げ幅をやや縮小させた。成長予想の下方修正を受けて年内の利上げ懸念が後退し、不動産や小売りなど内需関連に買いが集中。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施した週間調査(12月16日実施分)では、2013年、14年の国内総生産(GDP)見通しが、それぞれ前回の2.35%、2.10%から2.30%、2.01%に下方修正された。2013年末の消費者物価指数(IPCA)は前回の5.70%に据え置かれた。

【ロシア】MICEX指数 1470.22 +1.20%
16日のロシア市場は続伸。主要指標のMICEX指数は前営業日比17.46ポイント高(+1.20%)の1470.22で取引を終了した。指数の構成銘柄では値上がり36、値下がり14と買いが優勢となった。

小幅安で寄り付いた後はじりじりと上げ幅を拡大させた。主要輸出品である北海ブレント原油の上昇を受け、ウエートの高い石油・ガス銘柄に買いが集中。リビアの反体制派が石油輸出ターミナル3港の経営権を政府に受け渡すのを拒否したことが原油の買いにつながった。

【インド】SENSEX指数 20659.52 -0.27%
16日のインドSENSEX指数は5営業日続落。今週17-18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)、18日のインド準備銀行(中央銀行)金融政策レビュー前に、積極的な取引が手控えられた。日本時間午後3時40分ごろに発表された卸売物価指数(WPI)が予想以上の伸びを示すと、指数は一時的に下げ幅を拡大させる場面も。11月のWPI上昇率は前年同月比7.52%となり、市場予想(一部メディア)の7.00%を上回る伸びとなった。前回10月の上昇率は同7.00%だった。

【中国本土】上海総合指数 2160.86 -1.60%
16日の上海総合指数は大幅続落。小幅高で寄り付いたものの、その後は下げ幅を拡大する展開となった。HSBCがこの日発表した12月の製造業購買担当者指数(PMI)速報値が市場予想を下回ったことが圧迫材料となった。また、店頭市場「新三板」の全国拡大が正式に発表されたことが需給悪化懸念につながったもよう。このほか、北京や上海、広州に続き、天津市当局も自動車の購入制限制度を導入する方針を発表したことが関連銘柄の売り手掛かりとなった。《FA》

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