前場に注目すべき3つのポイント~バイオマスや教育関連にテーマ物色が向かう可能性

2013年12月17日 08:21

印刷

記事提供元:フィスコ


*08:21JST 前場に注目すべき3つのポイント~バイオマスや教育関連にテーマ物色が向かう可能性

17日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:買い一巡後は優遇税制廃止を控えた利食いが出やすい
■外資系証券の注文動向:差し引き360万株の売り越し
■前場の注目材料:ディーエヌエー<2432>の教育アプリ提供開始で教育関連にも関心が高まる可能性

■買い一巡後は優遇税制廃止を控えた利食いが出やすい

☆日経225想定レンジ:上限15450円-下限15250円

17日の東京市場は反発が見込まれる。16日の米株市場は、12月のユーロ圏総合景況指数(PMI)の上振れによる欧州株高の流れを受けて買いが先行。11月の鉱工業生産や設備稼働率が予想を上回ったことが好感され、NYダウは120ドル超の上昇となった。シカゴ日経225先物清算値は大証比120円高の15340円となり、日経平均はこれにサヤ寄せする格好となろう。250円安となった16日の反動も意識されるところ。

ただし、円相場はドル103円を挟んでの推移であるほか、市場の関心は17-18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で量的緩和縮小に踏み切るかである。そのため、買い一巡後は次第にこう着感の強い相場展開になりそうである。日経平均の25日線が15330円辺り、5日線が15400円辺りに位置しているため、同水準での攻防になりそうだ。また、昨日の動きをみても、証券優遇税制の廃止を控え、断続的な利益確定の売りは出やすいと考えられる。そのため、リバウンド局面では戻り待ちの売り圧力も意識されるところであろう。

まずは、大きく調整した銘柄にはリバウンドが試されるものの、その後は出遅れている銘柄のほか、業績を手掛かりに割安銘柄の見直しに向かいやすい。先駆していた銘柄には引き続き利益確定が出やすいだろうが、出遅れ感のある好業績銘柄などへの水準訂正は意識されそうだ。また、証券優遇税制の廃止を控えた利益確定については、引き続き個人株主数の多いOLC<4661>やトヨタ自<7203>などの下げ止まりを見極めることになりそうだ。

■外資系証券の注文動向:差し引き360万株の売り越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1490万株、買い1130万株、差し引き360万株の売り越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

12月10日(火):200万株の買い越し
12月11日(水):500万株の買い越し
12月12日(木):150万株の買い越し
12月13日(金):440万株の買い越し
12月16日(月):170万株の買い越し

■前場の注目材料

・経済指標の予想上振れによる米国株高や円安を好感も、米FOMC見極めムードが優勢か
・15年末から岩手県でバイオマス発電事業を開始との報道でエナリス<6079>に注目
・ディーエヌエー<2432>の教育アプリ提供開始で教育関連にも関心が高まる可能性

☆前場のイベントスケジュール

<国内>

08:30 閣議後、閣僚会見予定
11:00 菅官房長官、定例記者会見

<海外>

09:30 豪準備銀行12月理事会議事録公表《KO》

関連記事