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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】キーウェアソリューションズは26週線に接近で底打ち、日柄整理もほぼ最終局面
システム開発のキーウェアソリューションズ <3799> (東2)の株価は急騰の反動で日柄整理局面だが、足元では26週移動平均線が接近して下げ渋り感を強めてきた。調整のほぼ最終局面であり、反発のタイミングだろう。
システム開発事業(公共システム開発、ネットワークシステム開発など)、総合サービス事業(システムインテグレーション、ITサービス、サポートサービスなど)、その他事業(機器販売など)を展開し、筆頭株主のNEC<6701>との連携によって、医療分野や流通・サービス業分野へ事業領域を広げ、ERPやセキュリティ関連も強化している。
今期(14年3月期)連結業績見通しについては、売上高が前期比7.8%増の176億円、営業利益が同11.9%増の6億円、経常利益が同0.8%増の5億30百万円、純利益が同9.2%減の5億30百万円としている。NEC、日本HP、JR関連を中心として、ネットワークシステム開発やシステムインテグレーションの受注が好調であり、プロジェクト管理徹底や事業構造改革の効果も寄与する。
第2四半期累計(4月~9月)の進捗率は売上高が45.3%、営業利益が28.8%、経常利益が25.3%、純利益が24.0%とやや低水準だが、第2四半期累計は増収や業務効率化などの効果で営業損益が大幅に改善した。公共システム関連など下期の構成比が高いことも考慮すればネガティブ要因とはならないだろう。
株価の動きを見ると、急騰して付けた9月10日の年初来高値2154円から反落して日柄整理局面となり、水準切り下げの動きが続いた。11月26日には811円まで調整する場面があった。ただし足元では900円台を回復する場面もあり下げ渋り感を強めている。調整のほぼ最終局面だろう。
12月6日の終値833円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS62円33銭で算出)は13~14倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間10円で算出)は1.2%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS679円20銭で算出)は1.3倍近辺である。週足チャートで見ると26週移動平均線が接近して下げ渋り感を強めている。サポートラインとなって反発のタイミングだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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