来週の相場で注目すべき3つのポイント:ソフトバンク、黒田総裁講演、米クリスマス商戦

2013年11月23日 18:32

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記事提供元:フィスコ


*18:32JST 来週の相場で注目すべき3つのポイント:ソフトバンク、黒田総裁講演、米クリスマス商戦
■株式相場見通し

予想レンジ:上限16000-下限15000円

来週は、引き続きソフトバンク<9984>を睨みながらの相場展開が続きそうである。時価総額が一時10兆円に乗せたが、サード・ポイントの取得が明らかになるなか、国際銘柄としての位置づけに。流動性があり、個人主体の短期的な資金も入りやすいほか、指数へのインパクトの大きい銘柄なだけに、引き続き市場の関心が集まりやすい。
28日に米国市場が感謝祭で休場となる。翌29日は短縮取引となり、海外勢による資金流入が減る可能性がある。日経平均の高値警戒感が燻る状況下でもあり、幕間つなぎ的に物色は材料系の銘柄にシフトする流れもありそうだ。また、感謝祭翌日の29日は小売企業が黒字になる日という意味合いから「ブラックフライデー」と呼ばれ、最大規模のセールが行われる。クリスマス商戦が好スタートを切るようだと刺激材料になる。

米国市場は商いが細る可能性が高いが、ヘッジファンドの決算に絡んだ売りが一巡するなか、先高感は後退しないだろう。そのほか、25日に黒田日銀総裁が「パリ・ユーロプラス・フィナンシャル・フォーラム」で講演する。追加の緩和期待の高まりから一段の円安となれば、足元で鈍さが目立つ輸出関連への刺激にもなる可能性が期待される。


■為替市場見通し

来週のドル・円は、12月17-18日の連邦公開市場委員会(FOMC)でのテーパリング(量的緩和縮小)に向けて、米国の景況感を見極め、日本のインフレ率を見極める展開が予想される。黒田日銀総裁が追加緩和策に言及していることで、日本銀行金融政策決定会合の議事録、黒田日銀総裁の発言、日本のインフレ率に警戒する展開となる。

黒田日銀総裁は、「仮に上下のリスクが顕現したら、躊躇なく政策を調整する」と述べ、金融政策に余地があることを示唆している。10月の日本銀行金融政策決定会合の議事録では、金融政策の余地を探ることになる。

■来週の注目スケジュール

11月25日(月):貸出約定平均金利、米中古住宅販売成約指数など
11月26日(火):日銀会合議事要旨、米住宅着工件数、米消費者信頼感指数など
11月27日(水):米新規失業保険申請件数、ベルルスコーニ元伊首相の資格剥奪など
11月28日(木):商業販売統計、独雇用統計、米感謝祭など
11月29日(金):消費者物価指数、鉱工業生産指数、アライドアーキテクツ上場など
12月 1日(日):中製造業PMI《TM》

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