【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ピーエイは求人広告需要の回復が追い風、週足チャート有望

2013年11月20日 09:04

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  求人情報誌発行や求人サイト運営のピーエイ <4766> (東マ)の株価は10月の戻り高値圏から一旦反落したが、出直り歩調に変化はないようだ。求人広告需要の回復が追い風であり、きっかけ次第で動意付く可能性もあるだろう。

  東北・関東・信越・北陸地域で紙媒体の無料求人情報誌「ジョブポスト」を発行し、web求人サイト「ジョブポストweb」や「ジョビー」を強化している。13年3月には「ジョブポストweb」の群馬県版・栃木県版・山梨県版のサービスを開始して営業エリアを拡大した。一方では、求人広告事業に経営資源を集中するため、4月にフリーマガジン「トクッピ」(新潟県版・長野県版)を譲渡した。

  11月14日発表の今期(13年12月期)第3四半期累計(1月~9月)連結業績は前年同期比13.0%増収、同3.2%営業増益、同11.8%経常増益、同2.3%最終減益だった。セグメント別に見ると情報サービス事業は営業エリアにおける求人需要が好調に推移して同12.2%増収だった。子会社アルメイツが展開する人材派遣事業は受注回復傾向を強めて同19.8%増収だった。増収効果で、営業エリア拡大に伴う営業人員や広告宣伝費の増加を吸収した。純利益は法人税等の増加が影響した。

  通期の見通しは前回予想を据え置いて、売上高が前期比25.1%増の16億円、営業利益が同43.1%増の2億円、経常利益が同31.7%増の2億円、純利益は震災補償金や税効果会計の一巡で同14.8%減の1億90百万円としている。営業エリア拡大に伴う新規営業所開設やテレビ・ラジオCMなどで販管費が増加するが、有効求人倍率の上昇などで求人広告数が増加基調であり、大幅営業増益の見込みだ。営業エリア拡大も寄与して中期的な収益力向上が期待される。

  株価の動きを見ると、10月21日の戻り高値280円から一旦反落して調整局面のようだ。11月15日には11月13日終値比23円(9.88%)安の210円まで急落する場面があった。ただし終値では230円まで戻している。調整は一時的のようだ。

  11月19日の終値235円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS17円67銭で算出)は13~14倍近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS74円58銭で算出)は3.2倍近辺である。日足チャートで見ると75日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線と26週移動平均線がサポートラインとなって下値を切り上げている。出直り歩調に変化はないようだ。求人広告需要の回復が追い風であり、きっかけ次第で動意付く可能性もあるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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