19日の香港市場概況:4日ぶり小反落、引けにかけて利食い売り優勢に

2013年11月19日 17:32

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記事提供元:フィスコ


*17:32JST 19日の香港市場概況:4日ぶり小反落、引けにかけて利食い売り優勢に

19日の香港市場では主要指数のハンセン指数が4日ぶり小反落となり、前日比2.25ポイント安(-0.01%)の23657.81で取引を終えた。一方、H株指数(本土企業株で構成)は同58.12ポイント高(+0.51%)の11365.45、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同25.75ポイント安(-0.55%)の4627.82だった。

世界的な株高の流れや米量的緩和の長期化観測を受けて、午前のハンセン指数は堅調に推移した。ただ、一段と買い進む動きは見られず、上値の重さも目立つ展開に。指数は前日に3%近く上昇し、約9カ月半ぶりの高値で引けた後とあり、短期的な利食い売りが出やすかった。また、中国で不動産引き締め強化の動きが報じられたことも関連銘柄の売りを誘い、指数は大引けにかけてマイナス圏に沈んだ。

ハンセン指数の構成銘柄では、華潤置地(01109/HK)が4.67%下落。中国の広州市で2軒目住宅ローンの頭金比率が引き上げられるなど、不動産引き締めの動きが警戒された。また、サンズ・チャイナ(01928/HK)が2.40%下げるなど、カジノ株も軟調だった。一部証券では、マカオの11月カジノ収入が予想を下振れる可能性を指摘している。

半面、香港証券取引所(00388/HK)が2.99%上昇。香港市場では前日、メインボードの売買代金が今年3月以来となる1000億HKドル超を記録した。また、中国の経済・社会改革による恩恵を期待した買いが保険株に継続し、中国人寿保険(02628/HK)、中国平安保険(02318/HK)がそれぞれ4.76%高、0.58%高で取引を終えた。

ハンセン銘柄以外では、国美電器(00493/HK)が2.08%安。前日発表の決算が堅調な着地となったことで前場は買いが先行したが、後場下げに転じた。また、好孩子国際(01086/HK)が1.93%反落。「一人っ子政策」緩和の発表を受けて前日に急伸した後とあり、ひとまず利益を確定する動きが優勢となった。《KO》

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