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概況からBRICsを知ろう~ブラジル市場は4日続落、米QEの早期縮小観測が引き続き圧迫材料
*09:39JST 概況からBRICsを知ろう~ブラジル市場は4日続落、米QEの早期縮小観測が引き続き圧迫材料
【ブラジル】ボベスパ指数 52248.86 -0.93%
先週末8日のブラジル市場は4日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比491.93ポイント安(-0.93%)の52248.86で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは28、値下がり43、変わらず1と売りが優勢。セクター別では、金融や石油・ガスが売られた半面、消費財やヘルスケアが高い。
朝方は底堅い展開を示したが、その後は売りに押された。堅調な米国内総生産(GDP)に加え、予想を上回る米雇用統計を受け、同国の量的緩和(QE)が予想より早く縮小されるとの観測が広がった。ブラジル国内からの資金引き揚げ懸念が高まり、銀行や資源などを中心に売りが広がった。
【ロシア】MICEX指数 1489.55 -1.31%
8日のロシア市場は反落。主要指標のMICEX指数は前日比19.70ポイント安(-1.31%)の1489.55で取引を終了した。指数の構成銘柄では値上がり6、値下がり44と売りが優勢。MICEX指数はこの日、1500の大台を割り込んで引けた。
売りが先行した後はいったん買い戻されたが、その後は再びマイナス圏に転落した。予想を上回る米雇用統計が、同国の量的緩和(QE)の早期縮小観測を強めた。ロシア国内からの資金引き揚げ懸念が高まり、この日の通貨ルーブルが対ユーロと米ドルで構成される通貨バスケットで約2カ月ぶりの安値を更新した。
【インド】SENSEX指数 20666.15 -0.75%
8日のインドSENSEX指数は4日続落。前日発表された米国内総生産(GDP)の内訳で、米経済全体の約7割を占める個人消費が1.5%増と、2011年以降で最も小幅な伸びにとどまったことが警戒材料。また、外国為替市場で通貨ルピーが対米ドルで約6週間ぶりの安値水準まで下落したことも、インフレ加速懸念などにつながった。また、この日の夜に発表された10月の米雇用統計に対する警戒感も強かった。
【中国本土】上海総合指数 2106.13 -1.09%
8日の上海総合指数は3日続落。米量的緩和の早期縮小観測に加え、国内で流動性懸念が再燃したことが圧迫材料。また、広東省深セン市に続き、上海市当局も不動産引き締め強化に踏み切ったことが関連銘柄の売り手掛かりとなった。この日発表された10月の貿易統計では、輸出が予想以上の伸びを示したものの、相場を押し上げるには力不足。翌9日にも引き続き鉱工業生産などが発表されるほか、中国共産党の重要会議を控えて買い手控えの動きも目立った。《FA》
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