今日の為替市場ポイント:米量的緩和早期縮小の思惑が広がる

2013年11月11日 08:04

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記事提供元:フィスコ


*08:04JST 今日の為替市場ポイント:米量的緩和早期縮小の思惑が広がる

先週末8日のドル・円相場は、東京市場では98円04銭から98円26銭で推移。欧米市場では一時99円23銭まで上昇し、99円08銭で取引を終えた。

本日11日のドル・円は、99円前後で推移か。米量的緩和策の早期縮小の思惑が広がっており、ドル・円は底堅い動きを続ける見込み。

市場参加者の間では、10月の雇用統計が予想以上に強い内容だったことから、量的緩和策の早期縮小を予想する声が聞かれている。12月の縮小を予想する市場参加者は少数だが、10月の雇用統計内容は市場参加者の見方に大きな影響を与えたことは否定できない。

しかしながら、米地区連銀総裁などの金融当局者は市場とやや異なる見解を表明している。アトランタ地区連銀のロックハート総裁は8日、連邦準備制度理事会(FRB)が12月にも緩和縮小に着手する可能性を排除しないものの、インフレ率と雇用の水準はFRBの目標にはまだほど遠いと指摘。サンフランシスコ地区連銀のウィリアムズ総裁は8日、「FRBは今後数カ月から来年にかけて経済指標を検証する」と述べている。

大半の市場参加者は、10月の雇用統計内容が予想以上に改善したことは軽視できないと見ているが、雇用環境に関する市場参加者と米金融当局の見解は一致していないようだ。《KO》

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