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週刊ダイヤモンド今週号より~サムスンの二番手商法の限界、直面する三つの問題とは
*08:01JST 週刊ダイヤモンド今週号より~サムスンの二番手商法の限界、直面する三つの問題とは
韓国最大の財閥企業グループ、サムスンの全体の売上高は30兆円。グループの中核を担うサムスン電子は日本の家電メーカーのみならず、米アップルまでをも追撃し、世界各地でシェア逆転を勝ち取っています。ただ、追う側から追われる側に変わったサムスンの立場には新たな難問が立ふさがっており、これまで成功してきた“二番手商法”は限界にきています。
今週号の週刊ダイヤモンドは「強欲な韓流企業が直面する『限界』」にスポットを当て、サムスンに迫る三つの大きな問題を提示しています。
ひとつめの問題は過去最高益をたたき出す原動力であるサムスン電子のスマートフォン(スマホ)事業。これはサムスン電子の営業利益の7割を占めるまでになっていますが、スマホ市場はすでに飽和状態。また、中国からは廉価製品を売りにする競合も現れており、“中国のジョブス”との異名を取る北京小米科技の創業者、雷軍氏の存在などがサムスンを悩ませています。
二番目の問題は成功後のサムスンの行方。二番手商法で先頭にのし上がった現在、サムスンは最も苦手とする“モノマネが通用しない世界”に直面しています。もちろん、サムスンは新たな領域を切り開く努力を実行しており、今はB2Bや素材ビジネスへの投資を積極化。ただ、サムスンには短期間で成果を求められる“1年の呪縛”というDNAがあるといい、数年から数十年単位の時間が必要となる領域では苦戦すると記事は分析しています。
さて、サムスンは今秋、“未来端末”と銘打った腕時計型の新端末「ギャラクシー・ギア」をお披露目しました。ただ、新たなトレンドを作るのは簡単ではなく、特集では「大手量販店の返品率が30%を超えている」との内部資料に言及するコラムも。
三つ目は世襲問題。2代目会長の李健煕(イ・ゴンヒ)氏の長男、李在鎔(イ・ジェヨン)氏が3代目会長の筆頭候補とされていますが、同氏については「優秀ながらも実績が乏しい」との評価が目立ちます。在鎔氏は慶応大学大学院も出ており日本語も堪能。「素直でいい性格」との見方もありますが、71歳の高齢で健康不安が浮上する健煕氏の後を継いで真価を発揮できるか不透明という懸念は拭えません。また、巨大化したサムスンを相続するには莫大な相続税が必要になることも警戒要因と記事は指摘しています。《NT》
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