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米株式:上昇、だが依然ラッセル2000指数に陰り
*23:41JST 米株式:上昇、だが依然ラッセル2000指数に陰り
米株式市場
S&P500先物は現物寄り付き前まで、非常に少ない出来高で取引されていた。現物はほぼ前営業日からフラットで寄り付いた。主要指数は上昇しているが、最近の動きと同様にスモールキャップでなすラッセル2000指数に以前のような調整売りを一切許さない動きが欠けている。ただ、1日は銀行セクターが上昇している。
先月、10月15日夕方に米ソブリン債をネガティヴウォッチに設定していたフィッチが、14年第1四半期終了までの引き下げを示唆していたなか、16日に上院と下院が14年2月7日までの債務上限引上げと1月15日までの連邦政府の歳出案を可決、大統領が署名したことで政府機関再開と一時的な債務引き上げが決まっていたが、本日フィッチが「債務上限問題の繰り返しは格付けに良い影響を与えない」と再度警告、「債務削減は必要」と指摘している。
6月に縮小を示唆した以降、一向にこの動きを見せない連銀を受けて連銀はむしろ増加に動くのではないか、との憶測も一部では聞こえるが、投票権を持たずタカ寄りのフィラデルフィア連銀のプロッサー総裁は「増加へのハードルは高い」とコメント。同時に昨年9月に量的緩和政策を再導入した以降、バランスシートが膨らんでいる中で、同氏は「バランスシートのサイズに目標を設定することを提案」している。
投票権を持つセントルイス連銀のブラード総裁は、小規模の縮小は緩和政策を変えない、と発言。なお、氏は以前、春に「時期が来た時の量的緩和の縮小ペースは個人的に100-150億ドルが適当との見解」と具体的数字で表した後に、「連銀の資産購入への行方はタイミングではなく、政策を重視すべき」とスタンスを変更していた。投票権を持つセントルイスのブラード連銀総裁は9月に「過去のテクと住宅がバブルだったことは隠し事ではない。現在、資産に大きなバブルの兆候なし」と述べていたが、今朝は「地価は資産バブルにつながりうる」とコメント。
先日にノーベル賞を取ったイエール大学のシラー教授も住宅市場のバブル兆候を以前指摘。週初に発表されていた同教授によるケース・シラー指数では、住宅価格が前年比で12.8%上昇し、13.8%上昇した06年2月以来の伸び幅を示していたことが明らかになっていた。
個別銘柄では、石油メジャーのシェブロン(CVX)が市場予想を下回る決算を発表している。
S&P 500は3.62高の1760.16前後で推移、ナスダック総合指数4.44ポイント高の3924.15ポイント、ダウ平均株価は54.84ドル高の15600.59ドル前後で推移(日本時間23時25分時点)。
《KG》
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