決算前半戦ピーク、日銀会合はノーサプライズがコンセンサス/東京株オープニングコメント

2013年10月31日 08:15

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記事提供元:フィスコ


*08:19JST 決算前半戦ピーク、日銀会合はノーサプライズがコンセンサス
 31日の東京市場は底堅い展開が見込まれる。30日の米国株式相場は下げているが、連邦公開市場委員会(FOMC)では予想通り量的緩和の縮小が見送られ、いったん材料出尽くしといったところであろう。円相場は1ドル98円半ばと円安に振れているほか、シカゴ日経225先物清算値は大証比30円高の14570円であり、買い先行の展開になりそうだ。

 また、米国の取引終了後にフェイスブックが発表した決算は、売上・利益とも予想を上回り、時間外取引で上昇。30日の東京市場ではガンホー<3765>ショックからSNS関連などが幅広く売られていたこともあり、リバウンドが期待されよう。

 本日は主要企業の決算発表の前半戦ピークとなる。ここにきて上方修正や計画上振れが相次ぎ、市場のコンセンサス並みの数値で材料出尽くしにつながる展開も目立ち始めている。決算を受けてトレンドは出やすい一方、乱高下にもつながりやすく、次第に様子見ムードにつながる可能性もありそう。決算を受けて資金が集中しやすいだろうが、逃げ足も速い点を意識しておく必要もあると考えられる。

 そのほか、日本銀行が政策委員会・金融政策決定会合を開く。ノーサプライズがコンセンサスだが、米国の量的緩和政策の縮小が先送りされるなか、サプライズ的な追加緩和策が出されるとの思惑から押し目買い意欲は強い。また、日銀会合の結果を受けて、後場にかけては思惑的な流れから先物主導で荒い値動きとなる可能性もありそうだ。決算を中心とした物色のなか、個人主体の資金は材料系の銘柄などにシフトしやすいだろう。《TN》

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