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【株式評論家の視点】津田駒工業は中国向け繊維機械の受注急増を見直す
<銘柄の見所>
津田駒工業 <6217> の底練りが煮詰まってきた。10月9日に今2013年11月期の業績見通しについて、売上げは従来見通しの390億円を408億円(前期321億円)に引き上げた。しかし逆に営業利益については6億円の黒字見通しを4億円の損失見通しに引き下げ、それを契機に失望売りに調整を迫られている。しかし、減額修正発表から既に3週間を経過、しかも下値が底堅さを増す展開となり、明らかに目先筋の売りが一巡の様相を強めてきている。
今11月期の第3四半期累計決算は、売上げが281億円と前年同期比6%増と好調だった。主力の繊維機械が第2四半期以降、中国を中心に受注が予想以上に回復したことが要因。ただ、工作機械関連事業の低迷、及び欧州から調達している繊維機械装置の価格上昇が利益を圧迫した。
当期は中国市場では、中国製繊維製品の輸出が米国・アジア向けを中心に回復傾向を示した。そのため、中国企業の設備投資に向けた環境は改善。当期の中国市場向けの受注高は204億円(前年同期比173.0%増加)の大幅増を達成した。一方、工作機械関連事業は、低調な動きが続いてきた。しかし、米国市場の堅調な動きが続いているうえ、中国市場でも、自動車産業向けに第3四半期に入り回復の動きが出てきている。
今期下期の業績は、営業利益が5億200万円と、前年同期の11億1300万円の損失から大きく好転する。従って、来2014年11月期の業績好転に期待がかかり始めている。相場も今期までの低迷相場を完結し、来期の回復を先取りする相場に転換の方向が予想されている。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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