後場に注目すべき3つのポイント~テーマ銘柄などでの短期値幅取り狙いに

2013年10月15日 12:24

印刷

記事提供元:フィスコ


*12:24JST 後場に注目すべき3つのポイント~テーマ銘柄などでの短期値幅取り狙いに

15日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・米財政協議を見極め、ネットやバイオ、カジノ関連などへ
・ドル・円は98円50銭、米債務上限の長期間引き上げの思惑後退で伸び悩む
・中小型海運株の強さが目立つ、バイオなどテーマでの短期値幅取り狙いに

■米財政協議を見極め、ネットやバイオ、カジノ関連などへ

日経平均は5営業日続伸。74.98円高の14479.72円(出来高概算10億9000万株)で前場の取引を終えている。米国市場が財政協議の進展期待から強い展開となるなか、この流れを受けた日経平均は14500円を回復して始まった。ただし、米財政協議の行方を見極めたいとのムードも強く、寄り付き後はやや上げ幅を縮める展開に。為替市場では対ドル、対ユーロともに若干円高に振れて推移していることも手掛けづらくさせている。

セクターではパルプ紙、電力ガス、空運、石油石炭、金属、情報通信などがしっかり。半面、非鉄、精密、証券、陸運などが小安く推移している。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテイリング<9983>、ソフトバンク<9984>、KDDI<9433>、アステラス<4503>、ダイキン<6367>などが堅調。一方、京セラ<6971>、ファナック<6954>、日揮<1963>などが冴えない。

日経平均はこう着感の強い相場展開が続きそうである。東証1部の騰落銘柄は、寄り付き段階では値上がり数が全体の6割を占めていたが、前引けでは値上がり、値下がりが拮抗と、強弱感が対立している。ファーストリテイリング<9983>やソフトバンク<9984>が日経平均を下支えする格好になりそうだが、全体としては米財政協議の行方を見極めたく、模様眺めムードが強まりそうである。

物色としては、個人主体による材料株への物色が中心になりそうである。新興市場では、ネットやバイオ関連の一角が堅調。また、臨時国会においてカジノ解禁に向けた議員立法での法案を提出が見込まれるなか、カジノ関連の一角への物色がみられている。そのほか、決算を手掛かりとした個別物色の動きも出ており、テーマ材料や業績を手掛かりに、短期的な値幅取り狙いの動きが続きそうだ。

■ドル・円は98円50銭、米債務上限の長期間引き上げの思惑後退で伸び悩む

ドル・円は98円50銭付近で推移。ドル・円は一時98円45銭まで下げたが、日経平均株価の上げ幅縮小は一服しており、株価動向を意識したドル売りは一巡しつつある。ただし、米債務上限の長期間引き上げへの期待は後退しており、リスク選好的な円売り・ドル買いが拡大する可能性は低いとみられている。

■今後のポイント

・米債務上限の長期間引き上げの思惑後退でドルはやや伸び悩み
・日経平均株価の上昇を意識した円売りは継続

12時22分時点のドル・円は98円50銭、ユーロ・円は133円56銭、ポンド・円は157円47銭、豪ドル・円は93円86銭付近で推移。上海総合指数は、2232.28(前日比-0.25%)で推移している。

■後場のチェック銘柄

・買い一巡後の日経平均は米国債務上限引き上げ協議&米インテル決算見極めムードに
・中小型海運株の強さが目立つ、バイオなどテーマでの短期値幅取り狙いに
・後場も様子見ムード継続か、カジノやバイオなど政策期待の強い銘柄に注目

☆後場の注目スケジュール☆

<国内>

13:30 8月鉱工業生産指数確報
16:00 菅官房長官、定例記者会見《KO》

関連記事