米デフォルト警戒で調整が続きやすい需給状況/東京株オープニングコメント

2013年10月8日 08:13

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記事提供元:フィスコ


*08:13JST 米デフォルト警戒で調整が続きやすい需給状況
 8日の東京市場は、引き続き不安定な相場展開が続きそうである。7日の米国株式相場は下落。政府機関閉鎖の解除のメドは依然として立っていない状況であり、デフォルト懸念が燻っている。シカゴ日経225先物清算値は大証比85円安の13775円となり、日経平均はこれにサヤ寄せする格好から始まろう。

 テクニカル面では一目均衡表の雲上限レベルまでの調整をみせているが、この雲上限を割り込んでくる展開になりそうである。結果、9月3日に空けたマド埋め(13600-13750円辺り)が意識されてくることになりそうだ。ボリンジャーバンドでは-1σを前日に割り込んでいるが、-2σが意識されてくる。

 また、円相場は1ドル96円台に突入しており、今後決算シーズンを迎えるなか、円安効果による業績上ブレ期待が後退。足元での急ピッチの調整によって値ごろ感は出ているが、米国のデフォルトリスクのほか、決算を見極めたいとの手控えムードによって、じり安基調が続きやすい需給状況であろう。

 そのため、物色は短期的な値幅取り狙いが中心になりやすく、より値動きの強い銘柄に資金が集中しやすい。また、参加者が限られてくるなか、新興市場の値がさ株での値幅取りの売買が活発化しそうである。資金の逃げ足が速くなるため、フットワークの軽さが求められよう。

 なお、7日のNY市場はダウ平均が136.34ドル安の14936.24、ナスダックが37.37ポイント安の3770.38。ADRの日本株はトヨタ<7203>、ソフトバンク<9984>、キヤノン<7751>、ソニー<6758>など、対東証比較(1ドル96.70円換算)で全般小安い。《TN》

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