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欧米為替見通し:オバマ米大統領とバーナンキFRB議長の憂鬱なティーパーティー
*17:14JST 欧米為替見通し:オバマ米大統領とバーナンキFRB議長の憂鬱なティーパーティー
本日10月1日の欧米市場のドル・円は、安倍首相の経済対策、米国政府機関機能の一時的閉鎖の悪影響を見極める展開となる。
安倍首相の経済対策では、法人税実効税率の引き下げが明記されないことで、ポジティブ・サプライズへの期待感が後退しており、ドル・円の上値は限定的と予想される。
米国の2014会計年度暫定予算案は、ティーパーティー系の共和党議員の強硬姿勢により不成立となり、政府機関は閉鎖されることになったが、リスクシナリオは以下の通り。
1)景気減速懸念
米国政府機関の前回の閉鎖(1995年12月16日-1996年1月6日)では、1995年10-12月期国内総生産(GDP)を-0.5%下振れさせたが、今回は、楽観的予測では、3週間閉鎖で-0.3%、悲観的予測では、3週間閉鎖で-0.9%の下振れが見込まれている。
2013年10-12月期国内総生産(GDP)の予想は、前期比年率+2.5%なので、+1.6%程度への下振れリスクが懸念されている。
2)労働省閉鎖で米国9月の雇用統計発表延期か?(10月4日)
米国の労働省の閉鎖を受けて、米国9月の雇用統計発表が延期される可能性が高まっており、長期化した場合、10月29-30日の連邦公開市場委員会(FOMC)での金融政策にも影響を及ぼす可能性に要警戒となる。
3)連邦政府債務上限引き上げ協議難航懸念(10月17日)
米国議会での与野党の亀裂が深まったことで、10月17日頃にタイムリミットを迎える連邦政府債務上限引き上げを巡る協議が難航する懸念が高まっており、米国債のデフォルト(債務不履行)、格下げへの警戒感から、リスク回避の株安・円高懸念が高まる。
4)連邦公開市場委員会(FOMC)への警戒感(10月29-30日)
米国の財政政策への警戒感から、連邦公開市場委員会(FOMC)での資産購入プログラム縮小が先送りされる可能性が高まる。
【今日の欧米市場の予定】
・17:30 英・9月製造業PMI(予想:57.5、8月:57.2)
・18:00 ユーロ圏・8月失業率(予想:12.1%、7月:12.1%)
・23:00 米・9月ISM製造業景況指数(予想:55.0、8月:55.7)
・23:00 米・8月建設支出(前月比予想:+0.4%、7月:+0.6%)
・06:00 米・9月国内自動車販売台数(予想:1230万台、8月:1244万台)《KO》
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