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【狙い場・買い場】あみやき亭は株式分割落ち後安値から早期決算開示プレミアムの歓迎高を先取りして有望
あみやき亭 <2753> は、前日26日に株式分割(1対100)と増配した中間配当の権利を落とし、落ち後の理論価格水準でもみ合っているが、ここは絶好の仕込み場となりそうだ。3月期決算会社の早期決算開示企業として、同社とアドヴァン <7463> が1位、2位を争うシーソーゲームを演じており、10月1日と見込まれる今3月期第2四半期(2Q)累計決算の発表で好業績を確認、歓迎する早期開示の株価プレミアムを追撃材料として、内需株買いが増勢となると予想されるためだ。
同社の今期業績は、売り上げ250億円(前期比5%増)、経常利益25億円(同18%増)、純利益13億6400万円(同17%増)と予想され、純利益は、前期の過去最高を連続更新する。2Q累計業績も、経常利益12億1000万円(前年同期比14%増)、純利益6億5200万円(同6%増)と見込まれている。新規出店を10店舗程度の純増として、和牛メニューを拡充、カット方法の改善による歩留まり向上に伴う原価低減などが利益を押し上げる。今年7月1日開示の今期第1四半期(1Q)業績は、2ケタ増益と続伸して着地し、期初予想の2Q累計業績に対して高利益進捗率を示しており、業績上ぶれ期待も高まっている。
一方、株式分割は、全国証券取引所が進めている「売買単位集約行動計画」に沿い同社株式の単元株式数を100株とする単元株制度を採用するために実施したもので、同時に今期配当の増配も発表した。2Q配当を期初予想の1800円から2000円に増配、期末配当も、株式分割権利落ち換算で前期期末配当と横並びの20円として、実質で年間4000円(前期実績3800円)へ連続増配する。
株価は、株式分割と1Q好決算の発表で年初来高値31万4500円まで買い進まれて分割権利を落とし、理論価格水準でもみ合っている。2Q累計業績開示まできょう27日を含めて残り2日間、先取りへ再考余地がありそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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