25日の中国本土市場概況:小幅続落、人民銀の人事異動などで買い手控えムードに

2013年9月25日 17:03

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記事提供元:フィスコ


*17:03JST 25日の中国本土市場概況:小幅続落、人民銀の人事異動などで買い手控えムードに

25日の中国本土市場は小幅続落。上海総合指数は前日比9.02ポイント安(-0.41%)の2198.52、深セン成分指数は同51.09ポイント安(-0.59%)の8613.71で取引を終えた。両市場とも上値の重い展開を示し、上海市場は終盤にマイナス圏に転落した。

中国銀行など4大国有銀行の預金残高が9月に入ってから2000億元(約3兆2000億円)強減少したとの報告を受け、銀行間市場の流動性不足懸念が再燃した。また、中国人民銀行(中央銀行)・貨幣政策委員会の人事異動を受けて、金融政策の大幅変更に対する懸念がやや強まった。なお、同委員会構成メンバー15人のうち、5人が異動した。そのほか、国慶節の大型連休(10月1-7日)を控え、積極的な買いも手控えられた。

セクター別では、前場に上昇した金融や不動産が後場に売られた。流動性不足懸念に加え、浙江省温州市の不動産市場が危機的な状況にあるとの報道が警戒された。また、公共事業関連も安い。最近の上昇で買われすぎ感が強まった。そのほか、自動車セクターも続落。北京市当局がナンバープレートの発給枚数を一段と規制するとの観測が嫌気された。

一方、前半に売られた家電や旅行、小売りなど連休特需銘柄が後半に買い戻された。また、メディアや通信も高い。上海自由貿易区での規制緩和が好材料視された。さらに、非鉄金属の生産回復との報告も同セクターの支援材料となった。《KO》

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