今日の為替市場ポイント:欧米金融緩和策の長期化継続への思惑

2013年9月24日 08:24

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記事提供元:フィスコ


*08:24JST 今日の為替市場ポイント:欧米金融緩和策の長期化継続への思惑

昨日23日のドル・円相場は、東京市場では99円30銭から98円86銭まで軟調推移。欧米市場では一時98円65銭まで下落し、98円84銭で取引を終えた。

本日24日のドル・円は、主に98円台後半で推移か。米国、欧州の金融緩和策は長期化するとの見方が残されており、ドルは対円で軟調気味に推移する可能性がある。

NY連銀のダドリー総裁は23日、「量的緩和(QE)の縮小は経済・雇用市場次第」、「QE縮小は引き締め政策ではなく、早期の利上げを示唆するものでもない」、「失業率が6.5%に達した後、長期間利上げを見送ることも可能」などの見解を表明し、ドルの下落を誘った。また、ダドリー総裁は「最近の財政協議は経済の成長見通しに影響する」と指摘しており、債務上限の引き上げに関する政府と議会の協議が難航していることが金融政策に影響を与えていることを示唆した。

債務上限を引き上げるためには、増税や歳出削減などの措置が必要となりそうだが、このような措置は米国の経済成長を阻害する要因となる。米連邦準備制度理事会(FRB)による量的緩和策の縮小は避けられないとしても、経済に与える影響については予測困難と言えるかもしれない。《KO》

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