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【編集長の視点】JBCCホールディングスは3Dプリンター関連、割安修正で待ち伏せ買い妙味
<銘柄ウオッチ>
JBCCホールディングス <9889> (東1)は、3D(3次元)プリター関連の材料株人気で逆行高、7月につけた年初来高値1470円から901円安値まで調整、900円台固めから1000円台を回復してきたが、なお今3月期業績の続伸予想からはバリュエーション的に下げ過ぎである。一部で今期配当の記念増配も観測されていることも加わり、割安修正に再加速する展開が予想され、待ち伏せ買い妙味を示唆している。
同社の今期業績は、売り上げ930億円(前期比3%増)、経常利益22億5000万円(同12%増)、純利益10億円(同13%増)と3期続伸が予想されている。子会社のイグアス(東京都大田区)が販売を担当する3Dプリンターが、ショールームの開設やヤマダ電機 <9831> との販売提携などで大幅続伸し、情報ソリューション分野でシステム開発についてプロジェクト管理強化で品質・収益向上とともに受注を拡大、製品開発製造分野でも、付加価値の高い独自のソリューション開発と、意思決定ソリューション、プリンティングソリューションなどのJBソフトウェアの拡販とを進めることが寄与する。配当は、前期と横並びの25円の安定配当継続を予定しているが、東洋経済会社四季報秋号では、創立50周年の記念配当の上乗せで25~30円と増配を観測している。
株価は、3Dプリンター人気でつけた今年5月の1448円、7月の1470円のダブルトップから、6月の875円、9月の901円で調整完了のダブルボトムを確認している。PERは17倍台と割安であり、材料株人気の再燃を待ち伏せ買いして再度の値幅効果が期待できそうだ(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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