基本はこう着だろうが、7月高値を意識/日経225・本日の想定レンジ

2013年9月20日 08:16

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記事提供元:フィスコ


*08:16JST 基本はこう着だろうが、7月高値を意識
[本日の想定レンジ]
 19日のNY市場はまちまち。朝方発表された週間新規失業保険申請件数が予想よりも少なかったことが好感される一方、昨日の連邦公開市場委員会(FOMC)後の株価急騰を受けて利益確定の売りが上値を抑え、終日もみ合う展開となった。ダウ平均は40.39ドル安の15636.55、ナスダックは5.74ポイント高の3789.38。シカゴ日経225先物清算値は大証比150円高の14830円。

 3連休を控えていることもあり、参加者は限られるとみられる。指値状況の薄いなかを、インデックスに絡んだ売買に振らされやすい需給状況になりそうである。
 ただし、3連休とはいえ、FOMCなどのイベントが通過しているほか、シリア情勢も小康状態である。連休明け後には25日が3・9月期決算企業の権利取り最終日となり、翌26日には実質10月相場入りとなる。政府の成長戦略第2弾への思惑が高まるなか、持たざるリスクが意識されてくる可能性もありそうだ。基本はこう着だろうが、底堅い展開か。7月高値を意識しつつも、ボリンジャーバンドの+2σを大きく上放れるのは考えづらいが、14750-14900円のレンジを想定する。

[予想レンジ]

上限 14900円−下限 14750円《TM》

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