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明日も五輪関連を中心に含み資産やゲーム関連などへの物色【クロージング】
記事提供元:フィスコ
*16:13JST 明日も五輪関連を中心に含み資産やゲーム関連などへの物色【クロージング】
17日の日経平均は反落となり、93.00円安の14311.67円(出来高概算36億3000万株)で取引を終えた。週明け16日の米国株式相場では、NYダウが約1ヶ月ぶりに一時15500ドルを回復する局面をみせるなか、東京市場はシカゴ先物にサヤ寄せする格好から買いが先行。しかし、KDDI<9433>、ソフトバンク<9984>など通信の一角が大幅な下げとなって日経平均の重しとなるなか、マイナスに転じている。17、18日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)を見極めたいほか、シリア情勢への不透明感は根強く、連休の谷間とあって全体としてはこう着感の強い相場展開のなか、日経平均は本日の安値で取引を終えた。
通信の大幅な下げが想定外だったほか、薬品や不動産などの主力処が終日冴えないほか、ファーストリテイリング<9983>も下げに転じてしまっている。前引け段階で値上がり数は1200を超え、全体の7割近くを占めていたが、大引けでは900を下回り、ぎりぎり過半数に。物色は個人主体の材料株に集中しており、明日以降も五輪関連を中心に含み資産やゲーム関連などへの物色が続きそうである。
日経平均は下げに転じてしまったが、そもそもFOMC待ちで手掛けづらいところであった。また、下げの要因がKDDI、ソフトバンクに傾いているため、物色意欲を後退させる影響としては限定的とみておきたい。《KO》
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