日経平均寄与度ランキング（前引け）～日経平均は小幅続伸　値上がり寄与度トップは東京エレクトロン

*12:25JST 日経平均寄与度ランキング（前引け）～日経平均は小幅続伸　値上がり寄与度トップは東京エレクトロン
17日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり158銘柄、値下がり58銘柄、変わらず9銘柄となった。

日経平均は小幅に続伸。13.01円高の14417.68円（出来高概算19億株）で前場の取引を終えた。週明け16日の米国株式相場でNYダウが約1ヶ月ぶりに15500ドルを一時回復する局面をみせる流れを受けて、買いが先行した。しかし、KDDI<9433>、ソフトバンク<9984>など通信の一角が弱い動きをみせているほか、薬品や大手不動産の一角が利食い優勢となるなか、日経平均は先週末の終値を挟んでのこう着に。

セクターでは鉄鋼、証券、電気機器、ガラス土石、卸売、その他製品などがしっかり。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1200を超えており、全体の7割近くを占めている。規模別指数は大型、中型、小型株指数ともにプラスであるが、ソフトバンクなどの下げの影響から大型株指数は小幅な上昇にとどまっている。

SOX指数の上昇を受けて東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>などの半導体関連株が値上がり寄与度上位に入る。また、指数インパクトの大きいファーストリテ<9983>は寄与度2位に。その他、業績好調のダイキン<6367>などがランクイン。

一方で、業界全体で期待された端末の粗利改善効果が限定的になるとの見方から、ソフトバンク<9984>、KDDI<9433>が値下がり寄与度1位と2位に。また、米FDA輸入規制で子会社のランバクシーが急落した第一三共<4568>は寄与度3位。その他、住友不動産<8830>、三井不動産<8801>など不動産株がランクイン。

*11:30現在

日経平均株価　　14417.68(+13.01)

値上がり銘柄数　158(寄与度+90.74)
値下がり銘柄数　 58(寄与度-77.73)
変わらず銘柄数　　9

○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<8035> 東エレク 4435 180 +7.21
<9983> ファーストリテイ 35600 100 +4.00
<6857> アドテスト 1260 49 +3.92
<9766> コナミ 2472 92 +3.68
<6367> ダイキン 5300 90 +3.60
<7751> キヤノン 3245 45 +2.70
<6762> TDK 3810 60 +2.40
<8628> 松井証 1072 45 +1.80
<9613> NTTデータ 357500 4500 +1.80
<4901> 富士フイルム 2332 43 +1.72
<5901> 洋缶HD 1922 42 +1.68
<6758> ソニー 2138 42 +1.68
<8015> 豊通商 2627 40 +1.60
<4063> 信越化 5890 40 +1.60
<4543> テルモ 4850 40 +1.60
<7267> ホンダ 3835 20 +1.60
<5333> ガイシ 1488 36 +1.44
<6326> クボタ 1507 34 +1.36
<4452> 花王 2972 31 +1.24
<6954> ファナック 16650 30 +1.20

○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9984> ソフトバンク 6390 -220 -26.43
<9433> KDDI 4850 -320 -25.63
<4568> 第一三共 1790 -111 -4.44
<1963> 日揮 3675 -55 -2.20
<4519> 中外薬 2045 -40 -1.60
<4503> アステラス薬 5250 -40 -1.60
<8830> 住友不 4655 -35 -1.40
<8801> 三井不 3390 -35 -1.40
<3382> 7＆I−HD 3580 -30 -1.20
<8253> クレセゾン 2594 -22 -0.88
<3086> Jフロント 820 -19 -0.76
<9432> NTT 5180 -160 -0.64
<2503> キリンHD 1370 -15 -0.60
<4523> エーザイ 4110 -15 -0.60
<8252> 丸井G 958 -13 -0.52
<5101> 浜ゴム 890 -13 -0.52
<6305> 日立建 2372 -12 -0.48
<9301> 三菱倉 1455 -12 -0.48
<1925> 大和ハウス 1879 -12 -0.48
<6113> アマダ 895 -11 -0.44《FA》