日経平均後場寄り付き&為替概況:日経平均は123円安、先物主導で仕掛け的な売り

2013年9月13日 12:58

印刷

記事提供元:フィスコ


*12:58JST 日経平均後場寄り付き&為替概況:日経平均は123円安、先物主導で仕掛け的な売り

【日経平均は14300円割れ、先物主導で仕掛け的な売り】

12時57分現在の日経平均株価は、14263.84円(前日比-123.43円)で推移。日経平均は前引け値から若干下げ幅を広げて始まり、その後14300円を割り込んできている。ランチタイムの225先物は14260-14280円での狭いレンジ取引が続くなか、現物の後場スタート時に14230円まで下げ幅を広げている。昼のバスケットは売り買いトントンとの観測。円相場は対ドル、対ユーロともに朝方からは若干円安に振れて推移している。プログラム売りの影響のほか、SQ値の14323.29円を下回ってのスタートとなったことで、先物主導で仕掛け的な売りが出たようである。

セクターではその他金融、保険、サービスなどが小じっかり。一方、海運、ガラス・土石、鉱業、石油・石炭、非鉄金属、空運、鉄鋼、食料品、精密機器などが冴えない。材料系では巴コーポ<1921>、東都水産<8038>、佐田建<1826>などが堅調。材料系の建設株が再動意を見せてきている。

【ドル・円は99円61銭、3連休前のドル需要や法人減税報道で下値は限定的】

ドル・円は99円61銭付近で推移。ここまでのドル・円は、99円49銭から99円84銭で推移。ドル・円は、東京株式市場が弱含みに推移していることで上げ渋る展開だが、3連休前のドル需要、法人減税報道で下値は限定的。ユーロ・ドルは小動き、1.3275ドルから1.3300ドルで推移。イタリア政局への警戒感から上げ渋る展開。ユーロ・円は小動き、132円35銭から132円58銭で推移。

12時57分時点のドル・円は99円61銭、ユーロ・円は132円32銭、ポンド・円は157円32銭、豪ドル・円は92円09銭付近で推移。上海総合指数は、2232.60(前日比-1.02%)で前引け。《KO》

関連記事