NY為替：ドル・円は99円30銭、米国政府機関閉鎖懸念などでドル売り優勢

*07:01JST NY為替：ドル・円は99円30銭、米国政府機関閉鎖懸念などでドル売り優勢

12日のニューヨーク外為市場で、ドル・円は99円72銭まで上昇後、99円00銭まで反落し99円30銭で引けた。米国の週次新規失業保険申請件数が予想外に2006年の水準まで減少したことが好感されてドル買いがいったん強まったが、労働省の声明「改善は一部の州のシステム改善が要因、数週間後に修正」を嫌ったドルの売り戻しや米国政府機関閉鎖懸念を受けたドル売りに拍車がかかった。また、地政学的リスクを受けた円買いも優勢となった。

ユーロ・ドルは、1.3258ドルまで下落後、1.3325ドルへ反発し1.3300ドルで引けた。欧米金利差の拡大に連れた買いが継続。ユーロ・円は、株式相場動向に連動し132円26銭から131円73銭へ下落した。ポンド・ドルは、1.5776ドルへ下落後、1.5840ドルへ反発。ドル・スイスは、0.9335フランへ上昇後、0.9272フランへ反落した。

[経済指標]

米・先週分新規失業保険申請件数：29.2万件（予想：33万件、前回：32.3万件）
米・8月輸入物価指数：前年比-0.4％（予想：+0.4％、7月：+0.9％←+1.0％）
米・8月財政収支：-1479億ドル（予想：-1460億ドル、2012年8月-1905億ドル）《KO》