【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アールシーコア株化は下値固め完了感、モミ合い1ヶ月経過

2013年9月12日 07:30

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ログハウス(丸太組み工法住宅)のアールシーコア <7837> (JQS)の株価は、下値固めが完了して出直りのタイミングが接近しているようだ。好業績見通しや指標面の割安感に見直し余地があるだろう。

  ログハウスのオリジナルブランド「BESS」の販売(国内直販部門と販社部門、および連結子会社BP社)と、カントリーログハウスなどキット部材の製造販売(北米部門)を展開している。東京・代官山の「BESSスクエア」と神奈川県の「BESS藤沢展示場」の直営展示場2拠点など、全国BESS展示場への新規来場者数は、前期(13年3月期)が前々期比15.3%増の2万1349件となり増加基調である。

■中期経営計画で契約棟数1900棟、営業利益率8%

  中期経営計画では17年3月期に契約棟数1900棟、売上高180億円、営業利益率8%、ROE18%(13年3月期12.1%)を目標数値に掲げている。重点戦略としては展示場50拠点展開を目指し、空白・重点エリアの千葉・埼玉エリア、近畿エリア、九州・四国エリアでドミナント開設を進める方針だ。7月には福岡県福岡市に全国39拠点目のBESS展示場となる「BESS福岡西展示場」がオープンした。

  今期(14年3月期)の連結業績見通しは、契約棟数が前期比17.3%増の1200棟、契約高が同17.9%増の123億円、売上高が同24.1%増の127億円、営業利益が同29.3%増の8億90百万円、経常利益が同31.5%増の8億90百万円、純利益が同33.8%増の5億30百万円としている。

  第1四半期(4月~6月)は全国BESS展示場への新規来場者数が前年同期比13%増加し、契約高(同27.4%増加の22億41百万円)、売上高、利益ともに想定を上回り、第1四半期として過去最高だった。第2四半期(7月~9月)以降も、高水準の契約残高、藤沢展示場の通期寄与、新規販社の開拓やBESS展示場の新設、ブランド知名度向上効果に加えて、消費増税前の駆け込み需要も追い風だろう。費用増加を増収効果で吸収して大幅増益が期待される。

  株価の動きを見ると、水準を切り下げて8月9日に1010円、8月30日に1005円まで調整する場面があった。しかし1000円大台を割り込むことなく、足元では1100円近辺まで戻して下値固め完了感を強めている。

  9月11日の終値1099円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS128円30銭で算出)は8~9倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間40円で算出)は3.6%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS848円80銭で算出)は1.3倍近辺である。

  週足チャートで見ると26週移動平均線を割り込んで調整局面だが、8月9日と8月30日の安値1000円近辺で二点底を形成して下値固め完了感を強めている。また日足チャートで見ると、足元では25日移動平均線を突破する動きだ。指標面では低PERに加えて、3%台の高配当利回りにも見直し余地があり、出直りのタイミングだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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