東京五輪決定を手掛かりに関連銘柄の循環物色が続く【クロージング】

2013年9月9日 16:24

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記事提供元:フィスコ


*16:24JST 東京五輪決定を手掛かりに関連銘柄の循環物色が続く【クロージング】

9日の日経平均は大幅反発となり、344.42円高の14205.23円(出来高概算29億3000万株)と、終値ベースでは8月6日以来の14200円を回復した。2020年東京五輪決定を受けて幅広い銘柄に買いが向かっており、全面高商状となった。寄り付き前に発表された4-6月の国内総生産(GDP)改定値は、予想通りながらも上方修正が好感された。セクターでは不動産、建設、倉庫運輸など五輪関連として中核的な銘柄に資金が集まっており、材料系の建設株にはストップ高が相次いだ。また、除染関連やカジノ関連などへの物色に広がりがみられており、個人主体による売買が活発だった。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が9割を占めたほか、東証1部の売買代金は8月9日以来の2兆円を超えてきている。

日経平均は寄り付き直後に14251.46円まで上げ幅を広げた後は、次第に利益確定に上げ幅を縮めていた。多くの銘柄に買いが先行したが、寄り付きで大きく値を飛ばした反動もあり、主力の一角などでは上げ幅を縮めている銘柄も目立つ。為替市場では対ドル、対ユーロともに、朝方の水準からはやや円高に振れていた。週末に先物・オプションSQを控えているほか、米国ではシリア情勢のほか、来週に控えている米連邦公開市場委員会(FOMC)で量的緩和縮小に踏み切るのかを見極めたいところでもあり、機関投資家などは動きづらいところであろう。そのため、当面は東京五輪開催を材料に、首都インフラ関連などへの循環物色が中心になりそうだ。また、除染関連やカジノ関連などへの物色に広がりがみられており、関連する銘柄の出遅れを探る動きなども活発化しそうである。《KO》

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