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東京招致の期待感後退も逆張りは避けたいところ/後場の投資戦略
記事提供元:フィスコ
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;14060.52;+6.65TOPIX;1156.99;+0.69
[後場の投資戦略]
日経平均は寄付きが高値となる形で上げ幅を縮めており、やや手掛けづらさが意識されている。自動車株の強い値動きのほか、ファーストリテイリング<9983>、東エレク<8035>、ファナック<6954>、ソフトバンク<9984>などが下支えしているが、日経平均構成銘柄は若干値下がり数が上回っている状況。
また、前日まで期待が高まっていた2020年夏季五輪開催地についても、水の問題や地震の影響からやや期待感は後退。反対にサッカーのスペイン1部リーグ、バルセロナのアルゼンチン代表FWのメッシ選手がマドリード招致を応援すると発表するなか、強弱感の対立から売買を手控える動きもみられる。そのため、次第に利益確定の流れが強まってくる可能性はありそうだ。
もっとも、ここにきての建設、不動産、鉄鋼などの上昇は国内勢というよりは、欧州系とみられる買いが主体だった。海外勢が買い向かうなか、逆張りスタンスは避けておきたいところではある。押し目拾いのスタンスで対応か。(村瀬智一)《FA》
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