米国株式相場 上昇、共和党幹部のシリア攻撃支持観測が上値抑える

2013年9月4日 06:06

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記事提供元:フィスコ


*06:06JST 米国株式相場 上昇、共和党幹部のシリア攻撃支持観測が上値抑える

米国株式相場は上昇。ダウ平均は23.65ドル高の14833.96、ナスダックは22.74ポイント高の3612.61で取引を終了した。中国の8月製造業指数が予想を上回り1年4ヶ月ぶりの高水準となったことで、資源関連や中国関連株に幅広く買いが広がった。また8月ISM製造業景況指数が予想を上回ったことや大型のM&Aの発表も支援材料となった。しかしながら、シリアへの攻撃に関して米国議会での承認を得られるかが注目される中、複数の共和党幹部が政府の方針を支持する意向を表明したことで、引けにかけて上げ幅を縮小する展開となった。セクター別では、保険や各種金融が上昇する一方で電気通信サービスや公益事業が下落した。

通信大手のベライゾン(VZ)は英ボーダフォン(VOD)との米国携帯電話の合弁事業を解消し、総額1300億ドルでボーダフォンの持ち分を買取ることに合意し軟調推移となった。ソフトウェア大手のマイクロソフト(MSFT)は、ノキア(NOK)から携帯端末事業を72億ドルで買収することを発表して下落した。一方で携帯端末のアップル(AAPL)は、9月10日のイベント招待状を発送し次期iPhoneへの期待感から小幅上昇。メディアのCBS(CBS)はケーブルテレビのタイム・ワーナー・ケーブル(TWC)とのライセンス交渉で合意し、両社とも上昇。

一時は世界最大の携帯電話メーカーであったノキアの携帯端末部門を買収することで、スマートフォン市場でマイクロソフトがアップルやグーグルを追随できるか注目が集まっている。《KG》

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