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後場に注目すべき3つのポイント~シリア情勢への警戒感が上値抑制
*12:32JST 後場に注目すべき3つのポイント~シリア情勢への警戒感が上値抑制
29日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・個人主体による材料株中心の物色が続く
・ドル・円は97円57銭付近、シリア情勢への警戒感で上げ渋る展開
・直近下落の目立った中小型株を中心に買い戻し、後場も値動きの軽い銘柄に注目
■個人主体による材料株中心の物色が続く
日経平均は反発。63.80円高の13402.26円(出来高概算8億6000万株)で前場の取引を終えた。28日の米国株式相場はNYダウが3日ぶりに反発したこともあり、前日の大幅下落に対する自律反発をみせた。ただし、シリア情勢の緊迫に加え、米国ではレーバーデーの祝日を控えているため、海外勢による資金流入は限られている。そのため、日経平均は狭いレンジでの推移が続いている。
セクターではシリア情勢を受けた原油先物相場の上昇の流れにより、鉱業、石油石炭が堅調。パルプ紙、ガラス土石、海運などもしっかり。一方、電力ガス、その他製品、ゴム製品、金属製品、空運、倉庫運輸、医薬品などが冴えない。東証1部の騰落銘柄は、値上がり、値下がりがほぼ拮抗。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテイリング<9983>、京セラ<6971>、信越化<4063>、ソフトバンク<9984>がしっかり。半面、KDDI<9433>、ファナック<6954>などが冴えない。
日経平均は13400円を回復してきたが、13515円辺りに位置する5日線を超えるにはエネルギー不足であろう。米大統領はシリアへの武力行使に踏み切る可能性を示唆しており、これを見極めるまでは手掛けづらいところ。また、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では量的緩和縮小に踏み切るとの見方がコンセンサスになりつつあり、市場の織り込みを見極めるところであろう。
そのため、物色の流れとしては個人主体による材料株中心の物色が続くとみておきたい。急動意を見せた後に、直近で調整していた銘柄などには、仕切り直しとみられる動きがみられており、短期値幅取り狙いの資金が向かいやすい。
■ドル・円は97円57銭付近、シリア情勢への警戒感で上げ渋る展開
ドル・円は97円57銭付近で推移。ここまでのドル・円は、97円57銭から97円91銭で推移。ドル・円は、シリア情勢への警戒感で上げ渋る展開。株式市場でも日経平均が上げ渋る展開になっているほか、98円のドル売りオーダーなども上値抑制要因に。ただ、97円台前半には国内勢(顧客筋)のドル買いオーダーが残されており、ドル・円は底堅く推移する可能性。アジアなど引き続き株式市場の動向を注視する展開へ。
12時31分時点のドル・円は97円57銭、ユーロ・円は130円14銭、ポンド・円は151円69銭、豪ドル・円は87円54銭付近で推移。上海総合指数は、2094.77(前日比-0.31%)で推移。
■後場のチェック銘柄
・日経平均は先物主導で一時上げ幅拡大も、シリア情勢警戒感で上値は重い
・国際帝石<1605>や石油資源<1662>など原油高メリット関連が堅調
・直近下落の目立った中小型株を中心に買い戻し、後場も値動きの軽い銘柄に注目
☆後場の注目スケジュール☆
<国内>
12:45 2年国債入札の結果発表
14:00 森本日銀審議委員、記者会見
15:00 今後の経済財政動向等についての集中点検会合
<海外>
16:55 独・8月失業率(予想:6.8%、7月:6.8%)《KO》
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