前場に注目すべき3つのポイント~N・フィールドがマザーズ市場に上場

2013年8月29日 08:28

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記事提供元:フィスコ


*08:28JST 前場に注目すべき3つのポイント~N・フィールドがマザーズ市場に上場

29日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:個人主体によるテーマ株の循環物色が中心
■外資系証券の注文動向:差し引き380万株の売り越し
■前場の注目材料:N・フィールド<6077>がマザーズ市場に上場、好スタートに期待

■個人主体によるテーマ株の循環物色が中心

☆日経225想定レンジ:上限13450円-下限13350円

29日の東京市場は、こう着感の強い相場展開が続きそうだ。28日の米国株式相場はNYダウが3日ぶりに反発した。シリア情勢が緊迫度を増すなかで先行き不透明感が強まっているが、原油価格の上昇を受けてエネルギー関連がけん引。シカゴ日経225先物清算値は大証比15円高の13375円だった。この流れを受けて、日経平均は前日の大幅な下げに対する若干の自律反発が期待される格好。

ただし、シリア情勢の緊迫に加え、米国ではレーバーデーの祝日を控えているため、海外勢による資金流入は限られている。また、9月にかけて米連邦公開市場委員会(FOMC)など重要日程も目白押しとなるなか、方向感の掴みづらい相場展開になりそうだ。

物色の流れとしては資源関連に資金が向かいやすいが、国際帝石<1605>辺りに限られそう。また、個人主体によるテーマ株などとなり、防衛関連には引き続き関心が向かいやすいだろう。安倍首相は中東訪問で、日本企業の中東ビジネスを全面支援する姿勢を鮮明にしており、医療やインフラ整備、植物工場などの関連に注目したい。

そのほか、政府・与党は今秋まとめる成長戦略第2弾に盛り込む設備投資減税は前倒しで議論し、9月中に決めると報じられている。設備投資関連への物色がみられるかが注目されるところ。さらに、人間のiPS細胞から直径約4ミリの立体的な脳組織を作ることに成功したと、豪州や英国の研究チームが発表したと報じられており、iPS関連への物色も期待されよう。

■外資系証券の注文動向:差し引き380万株の売り越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1460万株、買い1080万株、差し引き380万株の売り越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

8月22日(木):640万株の売り越し
8月23日(金):80万株の売り越し
8月26日(月):320万株の買い越し
8月27日(火):140万株の買い越し
8月28日(水):280万株の売り越し

■前場の注目材料

・日経平均は自律反発期待も引き続きシリア情勢緊迫化が重し
・医療やインフラ整備関連などに注目、値動きの軽い銘柄に資金集中へ
・N・フィールド<6077>がマザーズ市場に上場、好スタートに期待

☆前場のイベントスケジュール

<国内>

08:50 前週分対外対内証券売買
10:30 森本日銀審議委員が盛岡市内で講演予定
11:00 菅官房長官、定例記者会見

<海外>

10:30 豪・4-6月期民間設備投資(予想:0.0%、1-3月期:-4.7%)《KO》

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