(香港)比亜迪が大幅安でスタート、7-9月期に再び業績悪化へ

2013年8月26日 10:32

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記事提供元:フィスコ


*10:32JST (香港)比亜迪が大幅安でスタート、7-9月期に再び業績悪化へ
比亜迪:BYD(01211/HK)
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大幅安でスタート。同社が25日発表した6月中間決算は、純利益が4億2700万元(約68億円)となり、前年同期の1600万元から急拡大。1-9月期でも純利益が4億3000万-4億7700万元に上り、大幅増益となる見通しを示した。ただ、同社発表をもとに計算した7-9月期純利益は最大5000万元にとどまり、前期比で8割減となる見込み。再び減速感が鮮明となっている。

同社によれば、7-9月期は自動車市場の閑散期に当たるほか、太陽電池事業で引き続き赤字計上を予想。携帯電話の部品・組立事業についても、スマートフォン市場における競争激化が市場の価格情勢に影響を及ぼしているとした。

■企業紹介
自動車と二次電池の生産が主力。二次電池では世界シェア上位。2003年に自動車事業に参入し、自社ブランドでガソリン車や電気自動車の製造を手掛ける。2008年に著名投資家のウォーレン・バフェット氏が同社株を取得。「バフェット銘柄」としての注目度も高い。《NT》

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