【株式評論家の視点】協立情報通信は時代の流れは追い風、業績見直しの相場へ転換

2013年8月9日 10:40

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  協立情報通信 <3670> (JQS)の値固めが最終局面を迎えている。7月12日に発表された今2014年2月期の第1四半期の業績は、売上高が13億1800万円、営業利益が7000万円となった。前年同期は、四半期財務諸表を作成していないため比較はできないが、会社側が期初に発表した通期業績計画に対する進捗率は、売上高で23%、営業利益で18%だった。

  スタートダッシュが効かなかったことで、株価は調整モードに入った。しかし、今2月期通期では、売上げ57億7600万円と前期比15.3%増、営業利益4億円、同9.8%増の順調な収益確保が見込まれている。しかも、アナリスト筋にはその増額を想定する声が強い。今年2月の新規上場に際しては、公募価格1500円に対し、初値は5000円の爆発的なスタートを切った。そうした需給の調整を余儀なくされてきたが、ここ商いが急激に細り、そうした売りが一巡の気配にある。株価も需給から業績面に相場が転換の方向が予想される。

 スマートフォンを内線端末に使用するなど、様々な通信手段を統合するユニファイドコミュニケーション関連の案件が堅調に推移している。ユニファイドコミュニケーション需要を背景にPBX(構内電話交換機)システム等の案件が堅調に推移。来春にメーカーサポートが終了するオービックビジネスコンサルタント <4733> の基幹業務システム「奉行21」シリーズのバージョンアップに併せて行ったソリューション提案も奏功し、売上規模は拡大傾向にある。また、同じく来春に予定されているマイクロソフト製のOSWindowsXPのサポート終了に向けたパソコン更新需要も堅調だった。

 中小企業のIT活用に関する行政の積極的な取り組み強化により、中堅・中小企業の情報活用領域の拡大、クラウド型情報システム活用の普及と、これに伴うユビキタス社会の加速化など、時代は先行き同社の活躍が期待できる状況を迎えている。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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