欧米為替見通し:FRB高官の発言に注目する展開

2013年8月7日 17:28

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記事提供元:フィスコ


*17:28JST 欧米為替見通し:FRB高官の発言に注目する展開

本日7日の欧米市場のドル・円は、安倍トレード(日本株買い・円売り)ポジションの手仕舞いが続いていることで続落が予想される。

本日は、プロッサー米フィラデルフィア地区連銀総裁とピアナルト米クリーブランド地区連銀総裁の講演に注目する展開となる。

昨日は、ハト派のエバンズ米シカゴ地区連銀総裁、タカ派のロックハート米アトランタ地区連銀総裁が、9月17-18日の連邦公開市場委員会(FOMC)での資産購入プログラムの縮小の可能性を示唆している。

本日は、プロッサー米フィラデルフィア地区連銀総裁とピアナルト米クリーブランド地区連銀総裁が9月縮小の可能性に言及するか否かに注目することになる。

9月の連邦公開市場委員会(FOMC)で資産購入プログラムが縮小されるには、9月6日に発表される米国8月の失業率が7.0%付近へ低下し、非農業部門雇用者数が前月比+20万人付近へ上昇することが必要条件となっている。

しかしながら、9月からはワシントンと米国議会の間で、連邦債務上限引き上げ協議、次期米国連邦準備理事会(FRB)議長に関する人事などが予定されていることで、政治的な要因からバーナンキFRB議長が資産購入プログラムの縮小を急ぐ可能性が指摘されている。

連邦債務上限に関しては、歳出削減により米国債の発行が減少することで、金融取引における重要な担保となる米国債の不足感が高まり、米国連邦準備理事会(FRB)による月450億ドルの購入への減額圧力が強まる可能性がある。

次期米国連邦準備理事会(FRB)議長人事に関しては、9月に資産購入プログラムの縮小を決定することで、次期FRB議長の思惑を消すことになる。

【今日の欧米市場の予定】

18:30 英国中央銀行四半期物価報告
19:00 独・6月鉱工業生産(前月比予想:+0.3%、5月:-1.0%)
20:00 米・前週分MBA住宅ローン申請指数(前回:-3.7%)
04:00 米・6月消費者信用残高(予想:+150億ドル、5月:+196.15億ドル)

フィラデルフィア連銀総裁が講演予定

クリーブランド連銀総裁が講演予定《KO》

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