日経平均は先物主導で25日線レベルでの攻防/ランチタイムコメント

2013年8月2日 11:48

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記事提供元:フィスコ


*11:48JST 日経平均は先物主導で25日線レベルでの攻防
 日経平均は続伸。197.25円高の14203.02円(出来高概算14億株)で取引を終えた。1日の米国株式相場はNYダウが史上最高値を更新。7月ISM製造業景況指数が予想を上回ったことが投資家心理の改善につながった。シカゴ日経225先物清算値は大証比130円高の14180円であり、日経平均はこれにサヤ寄せする格好。また、為替市場では円相場が円安に振れていたことも買い安心感につながった。
 セクターでは保険、海運、倉庫運輸、不動産、証券などが強い。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が全体の7割を占めている。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテイリング<9983>、ソフトバンク<9984>、ファナック<6954>、KDDI<9433>が堅調。一方で、京セラ<6971>、アステラス<4503>、コナミ<9766>が冴えない。
 日経平均は一時14284.00円まで上げ幅を広げている。ただし、同水準に位置する25日線を超えられずにいる。今晩の米国では雇用統計の発表を控えていることもあり、同線の突破を意識した買い仕掛けも入りづらいところか。やや先物主導による相場展開となるなか、上値の重さが意識され始めると、大引けにかけて売り仕掛け的な流れから急速に上げ幅を縮めてくる可能性はありそうだ。
 一方、雇用統計に対する警戒感はさほど強まっておらず、反対に大引け後のトヨタ<7203>の決算に対する期待感が高まる。アベノミクスを背景に好業績が確認されるようだと、改めて今後の政府の成長戦略に対する期待感が来週以降の相場を押し上げてくる可能性も出てくるだろう。(村瀬智一)《FA》

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