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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ピックルスコーポレーションは一気に高値更新し強さ光る、第1四半期好調で通期増額へ期待膨らむ
漬物最大手のピックルスコーポレーション<2925>(JQS)の株価が全般相場がマタつく中で一気に年初来高値を更新している。強さが光る。好業績を評価して上値追いの展開が期待されるだろう。
キムチ製品、あさづけ、惣菜などの漬物製品メーカーで、主力の「ご飯がススムキムチ」などのブランド力が向上している。さらに独自研究の植物性乳酸菌ピーネ12を使用した「生きて腸まで届くピーネ乳酸菌キムチ」など新製品開発・投入も積極化している。広島工場が稼働して中国・四国地方での拡販を進めるとともに、コスト面では契約栽培拡大による原料野菜の安定調達を推進する。
今期(14年2月期)連結業績見通しは売上高が前期比4.6%増の251億80百万円、営業利益が同11.2%増の10億18百万円、経常利益が同10.7%増の10億79百万円、純利益が同9.1%増の6億23百万円としている。7月3日に発表した第1四半期(3月~5月)の業績は前年同期比4.7%増収、同2.5倍営業増益、同2.7倍経常増益、同3.3倍最終増益だった。
営業活動・販促活動強化の効果などで、主力の「ご飯がススムキムチ」などキムチ製品や惣菜製品の販売が好調だった。新製品「生きて腸まで届くピーネ乳酸菌キムチ」などの投入も寄与した。利益面では前年同期に野菜価格が高騰した影響一巡が寄与した。通期予想に対する進捗率は売上高が25.8%、営業利益が43.2%、経常利益が46.1%、純利益が48.2%と高水準であり、早くも通期増額の可能性が高まっている。
株価の動きを見ると第1四半期業績を好感して動意付いた。業績発表翌日の7月4日にはストップ高(100円高)の743円まで急騰して4月25日の高値720円を一気に突破した。さらに7月8日には年初来高値となる788円まで上伸する場面があった。
7月9日の終値760円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS97円43銭で算出)は7~8倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円で算出)は1.6%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1058円84銭で算出)は0.7倍近辺である。
窓を開けて急騰したため目先的には過熱感を強めているが、週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンド継続の形であり、依然として低PER、低PBRで割安感が強いだけに、短期調整を挟みながら上値追いの展開が期待されるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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