米株式:上昇、10日午後のバーナンキ議長講演では金融政策への示唆なしとの見方

2013年7月9日 23:27

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記事提供元:フィスコ


*23:27JST 米株式:上昇、10日午後のバーナンキ議長講演では金融政策への示唆なしとの見方

米株式市場

ギャップアップする展開が9日も続きS&P500は再び史上最高値の水準に近づいているが、寄り付き後に上げ幅を縮小する展開も継続している。

10日午後には議事録公開とバーナンキ議長による経済政策への講演が予定されている。ゴールドマンやJPモルガンが資産購入縮小へのタイミング予想を既に9月に繰り上げている為にこのような示唆はある程度織り込み済みとも捉えられるが、一方で夏季に入り極端に出来高が減り、売られ過ぎの後、買われ過ぎとなっている為に大きな動きが見込める。また、バーナンキ氏による講演については、東部時間4:10PMと引け後のもよう。コンパスリサーチは、氏の原稿のタイトルが「連銀の100年間の歴史」であることや17-18日に議会証言が控えていることから、今回は金融政策への示唆をしないだろう、との見解を示している。

連銀による資産購入は9日と10日が比較的大規模となっており、それぞれ27.5-35.0、30-37.5億ドル規模が予定されている。

マクロ経済においてはIMFが米国の2013年の成長予想を4月時点での1.9%から1.7%に引き下げている。ユーロ圏においては-0.3%から-0.6%にまで、世界的にも3.3%から3.1%に引き下げている。

今週から決算シーズンが始まる。12日にはJPモルガン(JPM)、ウエルズ・ファーゴ(WFC)が予定しているが、少なくともセルサイドによるアナリストの業績予想は概して低いなかで、注目はガイダンスになる。

海外では、シティグループが中国の経済成長予想を8日に引き下げており、13年を7.6%から7.4%に、14年を7.3%から7.1%としている。

S&P 500は5.50高の1645.96前後で推移、ナスダック総合指数2.30ポイント高の3487.13ポイント前後で推移、ダウ平均株価は40.09ドル高の15264.78ドル。(日本時間22時25分時点)。《KG》

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