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スバリストはハイブリッドの夢をみるか?
スバリストという言葉をご存知の方は、現在50歳代以降のかなりクルマ好きな人だろう。吉永小百合さんの熱狂的なファンをサユリストと呼んだのと同じ使い方だ。サユリストもまた、その世代以降の方には思い出深い言葉だろう。スバルもまた同じように、昔からそういった熱狂的なファンを持ち続けている。たとえば水平対向エンジンを搭載するメーカーは現在スバル、そしてポルシェだけである。このことからもわかるようにスバルはある意味でとてもマニアックなクルマだ。そういったこともあるのかないのかはわからないが、北米でのブランドイメージは、日本人が思うよりずっと高いものとなっている。
富士重工業<7270>は、同社初のハイブリッドシステムを搭載したスバル 「XVハイブリッド」を発売した。モーターをエンジン出力のアシストとして効果的に用いることで、加速感のある走りと、20.0キロメートル/リッター(JCO8モード燃費値)の燃費性能を両立した。またモーター、高電圧バッテリーなどの配置を、スバル独自のシンメトリカルAWDレイアウトの持つ、低い重心高・優れた重量配分を活かした設計とすることで、高い運動性能を実現したとしている。パワーユニットはエンジンの徹底的なフリクション低減等に取り組んで、ハイブリッド車専用2.0リッター水平対向4気筒DOHCエンジンをあらたに開発した。トランスミッションはリニアトロニック(CVT)をベースにプライマリープーリーの後方にハイブリッド用の駆動モーターを一体化したトランスミッションを搭載している。シンプルな構造のフルタイムAWDとし、エンジン走行時、ハイブリッド走行時だけでなく、低速領域でエンジンを切り離したEV走行時でもAWDにより4輪にトルクを伝えることを可能としている。高電圧バッテリー等の重量部品はラゲッジルームの下に集中配置して、車両の前後左右の重量配分や重心高は、「XV」ガソリン車と同等のレベルを確保したという。価格は249万9000円~278万2500円である。
月間販売計画は550台だという。因みにレクサスの新型ISのそれは800台。価格帯は、「XVハイブリッド」のちょうど2倍ぐらいだ。この辺りが、スバルの謙虚さというか、欲のなさという風に感じてしまうのは筆者だけだろうか。ともあれ、スバルにとって初めてのハイブリッド車、21世紀のスバリストたちは、いったいどんな評価を下すのだろうか。(編集担当:久保田雄城)
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