関連記事
【ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展の視点】ゼリア新薬工業は国内外で主力の潰瘍性大腸炎治療剤「アサコール」好調、6月には機能性ディスペプシア治療剤「アコファイド」を発売
■2ケタ増益で株価急反発
中堅医薬品メーカーのゼリア新薬工業<4559>(東1)の株価が出直り感を強めている。去る、21日には88円高の1480円と急伸、その後も頑強だ。今期(14年3月期)好業績見通しも評価して5月の高値(1576円)を試す可能性があるだろう。
消化器分野を主力とする医療用医薬品事業と、一般用医薬品などのコンシューマーヘルスケア事業を展開している。今期の連結業績見通しは、売上高が前期比13.5%増の605億円、営業利益が同21.4%増の56億円、経常利益が同19.7%増の56億円、純利益が同0.4%増の40億円としている。純利益は前期計上の特別利益一巡で横ばいだが、2桁増収営業増益の見込みだ。
医療用医薬品事業は、国内外で主力の潰瘍性大腸炎治療剤「アサコール」の売上拡大を見込んでいる。また6月5日には機能性ディスペプシア治療剤「アコファイド」の発売を発表した。コンシューマーヘルスケア事業は「コンドロイチン群」「ヘパリーゼ群」に加えて、植物性便秘薬「ウィズワン群」の売上拡大を見込んでいる。
株価の動きを見ると、5月の年初来高値1576円から反落して6月7日に1304円、6月13日に1309円、6月14日に1303円まで調整する場面があった。しかし急反発して足元では1400円台後半まで戻している。下値固めが完了して今期好業績見通しを評価する動きだろう。
6月25日の終値1457円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS96円76銭で算出)は15倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間28円で算出)は1.9%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS888円41銭で算出)は1.6倍近辺である。週足チャートで見ると急反発して52週移動平均線、26週移動平均線を一気に回復し、13週移動平均線も突破する勢いだ。今期好業績見通しも評価して5月の高値を試す可能性があるだろう。(水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展の視点】クレスコはクラウド&ビッグデータ関連が拡大で2ケタの増収増益(2013/06/24)
・【編集長の視点】パンチ工業は2期ぶりの最高純益を見直し最安値水準から下げ過ぎに再発進(2013/06/24)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
