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バーナンキFRB議長から黒田日銀総裁へ
記事提供元:フィスコ
*13:55JST バーナンキFRB議長から黒田日銀総裁へ
バーナンキFRB議長は、2014年1月末に退任する予定だが、市場へ融資している2.5兆ドルの返済要請のタイムスケジュールを提示した。
2013年末に向けて、失業率の低下(予想7.25%)を条件に、資産購入プログラムを減額する。
2014年中旬、失業率が7.0%に低下(予想6.65%)した場合、資産購入プログラムを終了する。
2015年、失業率が6.5%を下回り(予想6.0%)、インフレ率が目標の2.0%を達成した場合、政策FF金利を引き締める。
世界の債券・株式・商品市場は、2.5兆ドルの低金利融資を原資に高収益を享受してきたが、バーナンキFRB議長による融資打ち切り、返済要請により、大幅に下落している。
楽観的なシナリオでは、バーナンキFRB議長の量的緩和(ドル・キャリートレード)を黒田日銀総裁の異次元の量的・質的金融緩和(円・キャリートレード)に引き継ぐことで、グレート・ローテーションの時代を迎えることになる。《MY》
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