20日のNY市場は大幅に下落

2013年6月21日 07:30

印刷

記事提供元:フィスコ


[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;14758.32;-353.87Nasdaq;3364.63;-78.57CME225;12805;-225(大証比)

[NY市場データ]

 20日のNY市場は大幅に下落。ダウ平均は353.87ドル安の14758.32、ナスダックは78.57ポイント安の3364.63で取引を終了した。昨日、連銀が量的緩和縮小への具体的な見通しを示したことで、世界的に長期金利が上昇し、株式相場が大幅下落となった流れを受け、朝方から売りが先行した。中国の6月製造業PMI指数が予想を下回ったことで、新興国の需要減退懸念から商品相場が全面安。素材やエネルギー関連株主導で終日軟調推移となった。中国のインターバンク金利が急騰しているとの報道も嫌気された。セクター別では全面安となり、特に不動産や耐久消費財・アパレルの下落が目立った。
 シカゴ日経225先物清算値は大証比225円安の12805円。ADRの日本株はトヨタ<7203>、三井住友<8316>、キヤノン<7751>、三菱商<8058>、コマツ<6301>、ソニー<6758>など、対東証比較(1ドル97.32円換算)で全般軟調。《TM》

関連記事