日経平均後場寄り付き&為替概況:日経平均は115円安、為替相場はやや円安に振れる

2013年6月20日 13:06

印刷

記事提供元:フィスコ


*13:06JST 日経平均後場寄り付き&為替概況:日経平均は115円安、為替相場はやや円安に振れる

【日経平均は100円超の下落、為替相場はやや円安に振れる】

13時04分現在の日経平均株価は、13130.09円(前日比-115.13円)で推移。日経平均は前引け値と変わらず水準で始まっている。ランチタイムの225先物は13080-13120円辺りでの推移が続いていた。現物の後場寄り付き間際に13120円を付けていたが、寄付き直後には13090円に。昼のバスケットは売り買いトントンとの観測だった。為替市場ではドル・円が96円85銭辺り、ユーロ・円は128円40銭辺りと、現物の前引け段階からは、やや円安に振れてきている。

セクターでは引き続き鉄鋼が堅調なほか、水産・農林が強い動きを見せてきており、極洋<1301>、マルハニチロ<1334>、サカタのタネ<1377>などがプラス圏で推移。材料系では、神栄<3004>、ベスト電器<8175>、木村化<6378>、サニックス<4651>、カーバイド<4064>、チタン工<4098>などが強い動き。

【ドル・円は97円07銭付近、株安警戒の円買い・ドル売りは後退】

ドル・円は97円07銭付近で推移。株安を警戒した円買い・ドル売りは後退。今日発表された中国6月のHSBC製造業PMIは市場予想を下回ったが、材料視されなかったようだ。アジア市場では、リスク回避的な円買い・ドル売りが広がる可能性は低いとみられている。

■今後のポイント

・日経平均株価の下げ幅縮小→リスク選好的な円買い・ドル売りは一服
・6月のHSBC製造業PMIは予想を下回る→リスク選好的な円売りを抑制する一因に

13時04分時点でドル・円は97円07銭、ユーロ・円は128円65銭、ポンド・円は149円85銭、豪ドル・円は89円74銭付近で推移している。《KO》

関連記事