サムスン電子の時価総額が3位から5位へ、7月初旬が節目か

2013年6月19日 09:34

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記事提供元:フィスコ


*09:34JST サムスン電子の時価総額が3位から5位へ、7月初旬が節目か
韓国の情報通信産業振興院(NIPA)やサムスン証券などによると、サムスン電子の時価総額は14日時点で1787億ドルを記録したという。

アップル(4037億ドル)といったIT関連企業のなか、グーグル(2903億ドル)やマイクロソフト(2873億)、IBM(2242億ドル)に続き5位で、外国人投資家を中心とした売り越しが背景にある。なお、サムスン電子の2010年末の時価総額は8位で、2011年末や2012年末は、それぞれ5位と3位をマークしていた。

一方、韓国総合株価指数(KOSPI)の時価総額の中で、サムスン電子が占める割合は2割程度と、寄与度は非常に大きい。最近はKOSPIもさえない展開が続いており、KOSPIの大幅反発にはサムスン電子の堅調な値動きがカギになるという見方も少なくないようだ。

今後のサムスン電子の株の値動きについては、7月初めに今年4-6月期の業績発表を控えているため、その時が新たな節目になる可能性が高いだろう。《SS》

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