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日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は23円安、先物主導で再度マイナス圏に転じる
*09:40JST 日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は23円安、先物主導で再度マイナス圏に転じる
【日経平均は一時プラス転換、慎重スタートも13000円をキープ】
9時37分現在の日経平均株価は、13009.17円(前日比-23.95円)で推移。日経平均は小幅に反落して始まったが、13000円をキープする格好でその後は早い段階でプラスに転じてきている。19日のFOMCの記者会見で量的緩和の縮小を示唆する可能性が高いとフィナンシャル・タイムズ紙が伝えたことを受けて、NYダウが上げ幅を縮めていた流れから、やや利益確定の売りが先行する慎重なスタートとなった。一方、G8首脳会議で発表された世界経済に関する首脳宣言では、アベノミクスが称賛される格好となり、株式市場への支援材料に。
セクターでは、石油・石炭、証券、ゴム製品、不動産、パルプ・紙、保険、その他金融、輸送用機器などが強い動きをみせている。半面、陸運、電力・ガスが小幅な下げに。規模別指数は大型、中型、小型株指数ともに上昇しているが、やや小型株の強さが目立っており、個人主体の売買が活発か。材料系では、ラサ工<4022>、神栄<3004>、群栄化<4229>、ゴールドウイン<8111>、スタートトゥディ<3092>、ドワンゴ<3715>、アイフル<8515>、GSIクレオス<8101>などが堅調。なお、プラス圏に切り返した日経平均は一時13139.48円(同+106.36円)まで上昇したものの、先物主導で再度マイナス圏に転じる展開。
【ドル・円は94円65銭付近、95円付近には顧客筋のドル売りオーダー】
ドル・円は94円65銭付近で推移。日経平均株価が強い動きを見せていることから、ドル・円は下げ渋っている。95円付近には顧客筋のドル売りオーダーが残されているが、94円以下には個人勢、短期筋、顧客筋のドル買いオーダーが多く入っており、アジア市場でドル・円が94円を下回る可能性は低いとの見方が多い。
■今後のポイント
・日経平均株価の小幅高→リスク選好的なドル買い・円売りを促す一因に
・95円付近にドル売りオーダー
9時37分時点でドル・円は94円65銭、ユーロ・円は126円46銭、ポンド・円は148円77銭、豪ドル・円は90円48銭付近で推移している。《KO》
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