日経平均はプラス転換、慎重スタートも13000円をキープ

2013年6月18日 09:22

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;13015.15;-17.97TOPIX;1088.17;+3.45

[寄り付き概況]

 日経平均は小幅に反落して始まったが、13000円をキープする格好でその後は早い段階でプラスに転じてきている。19日のFOMCの記者会見で量的緩和の縮小を示唆する可能性が高いとフィナンシャル・タイムズ紙が伝えたことを受けて、NYダウが上げ幅を縮めていた流れから、やや利益確定の売りが先行する慎重なスタートとなった。一方、G8首脳会議で発表された世界経済に関する首脳宣言では、アベノミクスが称賛される格好となり、株式市場への支援材料に。セクターでは、石油・石炭、証券、ゴム製品、不動産、パルプ・紙、保険、その他金融、輸送用機器などが強い動きをみせている。半面、陸運、電力・ガスが小幅な下げに。規模別指数は大型、中型、小型株指数ともに上昇しているが、やや小型株の強さが目立っており、個人主体の売買が活発か。材料系では、ラサ工<4022>、神栄<3004>、群栄化<4229>、ゴールドウイン<8111>、スタートトゥディ<3092>、ドワンゴ<3715>、アイフル<8515>、GSIクレオス<8101>などが堅調。《KO》

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